サロコン情報室

サロコンは2019年10月を最後に終了いたしました。このブログで過去のサロコン公式録音からyoutube動画を作成した「サロコン選」を公開中です。

2018.3.10 No.244 STOMPⅢのレポート(楽器情報追記)

被災者のために私達が出来ることを続けましょう!
被災地の人たちを忘れてはいけないよ」「節電しようね」と家族に言うのでもいいんです!
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3月10日 19時開場 19時半開演
リズム踊るピアノトリオ

出 演: STOMPⅢ
深田敦史(pf) 中山健太郎(eb) 桂浦誠(ds)

今年もSTOMP IIIの季節がやってまいりました。
今回も新曲、懐かしい曲、いつもの曲を取り揃えております。
皆さん一緒に楽しみましょう。

2018.3.10 No.244 STOMPⅢのレポート(楽器情報追記)
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彼らがサロコンに初めて出てくれたのが2002年。16年前。ということはまだお嬢ちゃんたちは生まれていなかった。
02,04,06と来て4年ブランク。2010年からはパーフェクトな毎年出演。これは「私が好きなバンドだから」という理由によります。
なんと2011年までピアノはずっとアップライトだったんです。
今、このレポート書きながら2002年勤労青少年ホームでのサロコンにSTOMPが初めて出てくれた時のCDを聴いてます。スペインなんかも入ってて,昔なのに「相変わらず」カッコイイです!私が好きになるのも無理はない!
そんな昔のSTOMPは下
2002 http://solocon.cocolog-nifty.com/blog/2006/08/no4302921stomp_d68a.html
2004 http://solocon.cocolog-nifty.com/blog/2006/08/65_731c.html
2006 http://solocon.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/no8706729stomp_b34c.html
2010 http://salocontama.hamazo.tv/e2298845.html
長い年月の間にSTOMPⅢは、サロコンでしか聴けないバンドになってしまいました。理由は彼らによると「出不精なので」だそうです。
そしてサロコンに出てくれるときは必ず新曲を入れてくれるというきめ細やかな対応!
今回は新曲が3曲入っている上に、なんと12年ぶり(十二支一巡)という曲も入ってます。
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以下の曲目で作曲者氏名がないのは全てミッシェル・カミロ(Michel Camilo ドミニカ)の作曲です。
1st.set
 And Sammy walked in
おなじみの曲。左足クラーベ4分打ち。メロディはいかにもラテンな艶っぽさ。1曲目からのドラムソロはキューバンルンバ風なりズム取りで判り難いことこの上なし。
 「1年ぶりにサロコンに帰って来ました。いつものように誘っていただいたのですが、サロコンでしか聴けないって宣伝文にあって、いやいやそんなたいそうなバンドじゃないし、と思ってましたが、確かにここでしか演ってないですね。そんなひきこもりな三人です。」
 「次の上原ひろみさんの曲、初めのうち変なリズムなんですが、鳴っている内に拍が分ったらご一緒にリズム取ってください」

 
 All's well 上原ひろみ サロコン初
イントロはアフロなリズム。そうこうしている内に三連系のハネになりメロが入りリズムがクッキリすると!ファンクだ!!
ベースソロあり(分かりやすい!)。ドラムがツインペダル使ったのはこの1曲だけとのことですが、シングルペダルの時でも恐ろしく速い連打を普通にやってくれるので、どこがツインだったのかが分らない~(ワタクシの動体聴力はもともと弱いのに最早・・・)。そして、イントロで拍が分かったのは私を含めておりませんでした。
 「早速、MCネタ切れです。ベース中山が体調崩してます。私も今年、大人になって初めてインフルエンザに罹りました。2週間海外出張行って帰った翌日インフルと分かり1週間家で寝てまして、合わせて3週間も会社離れてると行きたくなくなりますね。」
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 In a driving rain 塩谷哲
この曲、サロコンでは2013年に演奏されました。リズムは4ビート。如何にも今の日本製モダンジャズな雰囲気。シンコペーションの入り方が4ビート風味のせいだからそう感じるのかも。
ベースソロ、大変にカッコよいです!体調不良とは思えないほどの集中力。ケンちゃん凄い。でも彼は本気で風邪ひいて熱っぽかったのです。
 「続々と曲をやる感じですね。MCしつつ小休憩もしたいのですがMCネタ帳があまりにも空白多くて喋れません。」
 
 Rendezvous(ランデブー)
2010年以来の演奏。いい曲だなぁ。「ラテン」というと元気一杯で跳ねまわって腰振ってというイメージあるのですが、この曲は、都会のひんやりした秋雨の歩道、濡れた枯葉と言ったしっとりした曲です。
 「1部最後の曲になりました。早いですねえ。今回、3人が始めてから今までに演奏した曲をの統計を取って選びました。ではおなじみの曲を」

 On fire
ラテンですが、イントロのフレーズがなにやら不穏。メロディの方は、もう私の記憶に入っちゃってて曲名忘れても口ずさめる。それくらい印象的な曲。リズムパターンはサンバと言ってよいのですが、ある演奏形態で見かける、軽快感皆無ドタバタ感満載の「ドタンバ」とは対極にある「疾走感」!ドラムとピアノの掛け合いがありますが、決してはみ出したり足りなかったりがありません。凄いです。「コピー」するならこの人達くらいやってよね!
以前、ご当地ジャズドラマーを自称する方がやって来て、STOMPの途中休憩のときお連れの方とコーヒー飲みながら「オレはサ、こういうガチガチに決めばっかりのはイヤなんだよね。自由に、俺の感性でオカズ入れるのがいいんだ」そしたらお連れの人が「やらないんじゃなくて、やれないんだよね」
わははははははははははあはは
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2nd.set
 Endeavor(エンデバー) 上原ひろみ サロコン初
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唯一シンセが鳴った曲。怪しげなイントロで、昭和風な奇っ怪宇宙人とかが出て来そう。バスドラムがクッキリ且つ数多く高速で聴こえますが、これが右足だけ!?
テーマのピアノフレーズはちっとも怪しくなくむしろキレイ。ピアノの音色がこういう曲の中では際立ちます。これはピアノ職人さんとPA川田の力によるところ大。ピアノが音色的に邪魔されないというのが、私の好みなのです
 「エンデバー 努力するという意味。新曲選ぶのに大体こういう曲になるのがこの3人の傾向です。この曲で私は4/4拍子の中に5/8拍子を入れ込んであって、4回繰り返すと合うんですが途中一か所余って聞こえたり。最後にピッタリ合うとパズルの完成みたいな心地よさを感じます。」

 Aonde Vai?(アオンデ・バイ) 深田敦史 2004年以来初
なんと14年ぶりです!それゆえほぼ新曲というくらい聴き慣れてない。が、なんという美しいメロディ。穏やかな曲で、しかもジャズバラードの趣。よくこんなメロディ・展開を作れるなあ。この人天才なんじゃない!?
 「曲名の意味は? ”どこへ?” ポルトガル語だそうです。
 大体MCって純繰りなものなんですが、普段一緒に行動することがないので話題がありません。三人で呑みに行かないし、喫茶店で昼ごはん食べたことあるか・・・ 15年位前に。
練習もスタジオで会って、終わったらすぐ帰る。決して仲悪いわけじゃないんですよ。しかも、この時代SNSとかLINEとかあるのに普通の電話のショートメールで連絡だし。このバンドだけだね、そういうの。
さて、次の曲はとある有名な曲です」


 Cuban Dance Klazz Brothers & Cuba Percussion サロコン初 
 元ネタを参考音源でご紹介下

ドラムの左足が大活躍!2-3クラーベを刻みます。1人でパーカッション3人分を演奏!
メロ始まってすぐに「知ってる!」知ってるけど曲名が出ない「年寄りあるある」。
 「はい。なんという曲かというと、ブラームスのハンガリー舞曲5番でした。面白いですよね。ラテンアレンジで全然別の曲になっちゃう。」

 Dream Light
「不思議さ」を感じさせるイントロ。ちょっとサイコミステリーのBGM風。ミッシェル・カミロって、こういう「闇っぽい」感じがオドロオドロじゃなくて粋なんですよねー。
参考音源→https://www.youtube.com/watch?v=VxUEtHz32u8
 「ということで、MC短いと曲がギッシリ詰まってる感じになりますね。」
 「そして最後の曲。この3人で最初に手掛けた曲です。さっき気付いたのですが、この3人が出あって今年で20年!年とるはずだわ!タマダさんもおじいちゃんになるはずだ!!」


 Island Stomp
STOMPがサロコンに初めて出てくれた時にも演奏してくれた曲。元気なラテンの曲。しかし、小節はみ出しやら、字足らずが頻繁でとても踊れません。なのにどうしてこんなに陽気で楽しいんだろう。
拍手鳴りやまず。アンコール。
 「ありがとうございます。演奏の場があってこそ、やる気も出ます。年のせいにしちゃいけませんけど、このくらいのテンションでやろうとすると、やっぱり年1回がいいところかな、とも。ではお言葉に甘えてもう1曲」
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心なしぐったりしている中山さん。

 Love & Laughter 上原ひろみ
なんか雨が上がってお日様が顔を出した道を女の子がスキップしながら歩いてるようなメロディ。なのですが・・・それにしては周囲の風景が若干シュールな気もするなぁ、という仕掛け一杯の曲。
 「ありがとうございました。STOMPⅢでした。またどこかでお会いしましょう」
来年も呼ぶからねー!ご家族で来てねー。
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完全にグロッキーの中山さん。ダイジョブ?

・・・・・・・・・・リハ&器材コーナー・・・・・・・・・・・
午前中にピアノ職人さんが調律してくれました。
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ドラムの桂浦さんは少し早めに会場入りして、まずはドラムの向きを決め、その後組立、チューニング。
おお!左の足元がドヒャーなことになってます!
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左足でカウベルの4分音符で踏む人はいますが、桂浦さんは2-3で踏む。今回はかなり頻繁に鳴らしておられましたよ。
そしてツインペダルも!
以前、「リモート」で右足にペダル2台置いてバスドラの音色を変えたのはありましたが・・・このとき→http://salocontama.hamazo.tv/e2927413.html
しかし、目で見てても耳で聴いててもどこでツインペダル使ったのか、よくわからんのです。右足だけでもいい加減ハイスピード連打してるので。実は1st.2曲目のAll's Wellだけ使ったのだそうです。
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深田さんちはご家族で会場入り。
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深田さんは花粉 中山さんは風邪だそうです。辛そう。

脚立を使ってちょっと上からの画像を撮ってみました。
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深田さんは1曲だけシンセを使いました。2ndsetの1曲目。
アレシスのミクロン。小さいミキサーは深田さん用モニターのミキサーで「シンセのDIのパラアウトと他の音(ピアノとか)のバランスを好みで変えてもらうためにメインミキサーからのモニター送りとシンセからの直を入力(PA川田談)」。
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中山さんのベースは昨年からのフォデラCONTRA BASS AJ6 elite。アンプはCLARUS 2R。
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桂浦さん  ここ何年かこのセットですね。
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桂浦さんより: スネアはMSD1365です。
https://jp.yamaha.com/products/musical_instruments/drums/ac_drums/snare_drums/msd1365_black_maple/index.html
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結構時間をかけてチューニングされてました。
追記 
桂浦さんから「なぜ13"スネアにしたか」の理由を聞かせてもらいました。下
「このスネアも好きなのでこれにしよっかなと思っただけなんですが、ひとつ理由があるとすれば、13インチスネアは、足の開きも少ないし、その分ハイハットも近くできるしツインペダルの時に便利なんですね(笑)」
おおーー 13”を持ってないと考え付かない!ツインペダルをやる方々は参考にしてね!

楽しかったー 
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問合せは080-5121-9942 tamadaまで

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