2017.3.4 No.232 STOMPⅢ+Ⅰのレポート ベース情報追記
被災者のために私達が出来ることを続けましょう!
「被災地の人たちを忘れてはいけないよ」「節電しようね」と家族に言うのでもいいんです!
(オフィス・サロコン地図はここをクリック)
お寿司屋さんの駐車場に止めると駐車違反に問われますよ

←小さい画像をクリック
3月4日 19時開場 19時半開演
リズム遊びは いとをかし
出 演:STOMPⅢ+Ⅰ
深田敦史(pf) 中山健太郎(eb) 桂浦誠(ds)
Featuring坂田毅(gt)
入場無料
会場:オフィスサロコン(オフィス・サロコン地図はここをクリック)
【サロコンファンの皆様へ 出演者からお便りです】
ラテンピアノトリオのSTOMP III、今年はなんと
ギターを加えてのSTOMP III+Iでお送りします。
パワーアップしたリズムの渦に巻き込まれて一緒にグルーブしましょう。
いや、ホントに。
STOMPってサロコンでしか演奏しないので、聴きたいと思ったら
年に一度サロコンでしか聴けないのですよ。
で、ミシェル・カミロや上原ひろみの曲のコピーなんですが
これがまた「完コピ」でしてね。
普通だったら、コピーできないところは「できるように改変して」やるんですが
(あるいは、コピーどころか聴き取り能力欠如のため、出来てるつもりでいる)
この人達、出来ちゃう。
前にドラムの桂浦さんが言ってましたが「パズルを解くみたいにして」なのだそうです。
その上、無理やりコピーした時に起きる「色気なさ、艶のなさ」が彼らの場合は、なくならず(!)
ノリノリのまんまで聴かせてくれるのです。
もう、ひれ伏しちゃいますわ。
今回、ゲストのギタリスト坂田さんは2nd.setの二曲目から登場。
桂浦さんのMCによると
「出し惜しみます」とのこと。
従って1st.は従来型STOMP。
曲もSTOMP結成時代からやっているミシェル・カミロonパレードで!
1st.set

←小さい画像をクリック
1.Why Not (Michel Camilo)
明るいラテンな曲で開始。この曲好き。踊れそうな感じになってくるのですが、だんだんと足がもつれる!
2.Piece of Cake (Michel Camilo)
しっとり聞かせる曲・・・なメロディなんです。こういうリズムの取り方ってキューバンルンバで出会うことがあります。
「あれ?いまどこ?」というやつ。
カウベルのロール(これ、難しいんだぜ)から、左足のカカトで4分裏ンコンコ。
休憩時間に「手が動いてないのにコンコン音がした」とお客さんに聞かれたそうです。
これ
↓

桂浦さん「ケーキと言えば、昨日会社でケーキバイキングがあって、嬉しかったです」
3.Suite Sandrine Part1 (Michel Camilo)
この曲も、最早STOMPの持ち曲としてのイメージの方が強いですね。
なんというスピード感。キックはサンバのパターンですが、これで踊ると途中転ぶところが!
桂浦さん「私がSTOMPに入ってすぐやった曲」
この曲終わって、桂浦さん既に汗びっしょり。

4.Pra Voce (Michel Camilo)
途中出てくるキメやらブレークで踊れなくなりますが、基本は実に軽快なラテン(もとはルンバかと)。
5.Hello and Goodbye (Michel Camilo)
イントロはまるでラテン系の映画監督が作った映画(一族ものとか)のテーマ音楽風。
中山さんのベースソロが滑らか。桂浦さんの左足2-3クラーベがかっこよい!
クライマックスでの桂浦さんのエフェクトシンバルがガシャンガシャンと効果的に入りますなぁ。
こうしてミシェル・カミロを続けて聴いてると、この人考えて曲作ったんじゃなさそうって気がしてきます。
心の赴くままというか、お母さんのおなかにいた時に聴こえた音を紡いでいるみたいな。
堪能しました!!
2nd.set
セカンドステージはミシェル・カミロなし。

←小さい画像をクリック
1.What Will Be, Will Be (上原ひろみ 2016)
ドラムのマーチング風ソロ(サブスネア)から始まり、そこにシンセのビョンビョンいうシンプルな繰り返しフレーズ、
そしてベースが乗っかって始まります。
でも、鍵盤のメインはピアノなんです。
中盤のブレーク+ドラムの短いソロの繰り返しや、そこからの「何拍なの!?」な連打は
「どうして誰もズレたりしないんだ?」と思わせる、いやらしい譜割で出来てます。


そして待望の「ゲストの登場です!」
ピアノのイントロをバックに坂田さん登場。
2.Patio (塩谷哲)
はっきりした8ビートでピアノがテーマを弾いて、ギターのカッティングが軽く刻んでますが
勢いが付いた辺りで歪のきいたエレキサウンド!ここでもサブスネア活躍。

坂田さん「緊張してます」
桂浦さん「坂田さんは、我々よりはるかに多いステージこなしてるんですよ」
3.Contigo (Greg Howe)
お初の曲です。ベースソロが、それに続くギターソロが気持ちいい。
坂田さんのギターはアコースティックギターの音になっています!
メロディがちょっと日本人受けする「せつなげ」系なんです。ギターも歪少な目。
ラテン風ピアノのバッキングに、スネアのスナッピー外してティンバレス風にしたドラムソロがキレてます。
桂浦さん「坂田さん終わったらため息。安堵ですね」
そして一言器材説明
坂田さん「サロコンに出ると自分の器材がネットで紹介されるって聞いて」
「で、このギターはアコギの音もエレキの音も出せるんです。ピックアップが2種類ついてるので」
「STOMPは三人とも坐って演奏してる、ぼくは普段立ってる。なので坐る練習をしましたがノリが出ないので立ちます」
詳細は下の方の「楽器情報コーナー」で。
お座り画像と立画像


4.In Search of You (塩谷哲)
桂浦さんの、エフェクト系小物類が頭で活躍します。ウインドチャイムがシャラララ、バードコールがチチチチ。
これがそのときの
↓

生ピアノと、ちょうどいいくらいの歪み具合のまるでエレキ臭プンプンなギターの組合せ!
生ピアノとエレキギターが交互にメインを弾きます。
桂浦さん。「7/8+8/8から3/4+4/4というリズムで聴いてる人は「うっ」って思うような曲です。1拍足りないって。」
ベース中山さん。「この曲は僕が持ってきた。坂田さんが喜ぶと思って」
STOMPとしては珍しく、進んでMCをやる二人。


5.Time Out (上原ひろみ 2007)
この曲、STOMPで聴いてるけど、ギターが入ると感じが変わりますねぇ。
まさか鬼太郎が入ってくるとは思わなんだ。

中山さん「このベース、買ったばっかりで、以前のとどこが違うか分からないでしょう。言いたかった」
--
Encore.
Led Boots (Max Middleton, from ”Beyond Standard/上原ひろみ 2008)
思い切りシンセ2台が活躍します。そこにまたワウのかかったエレキが交代してくるし。
大変スピード感のある曲でして、これ、踊れる(今のライブハウスでの踊りは跳ねてるだけだから)と思う。
深田さんが、右手NORD左手ピアノ⇒両手ピアノ⇒両手NORD弾きながら小さいアレシスシンセを振り返り⇒
立ち上がってアレシス⇒右手NORD左手アレシス。
カウンターの中でメチャ受けだったそうです。
←小さい画像をクリック
深田さん「今回珍しくキーボードを二台持ち込みましたが、
最後の二曲の上原ひろみさんのセッティングスタイルがそうだったのでやってみました。
…が、両手を広げてユニゾン弾くのは、やっぱりちょっと恥ずかしかったです…(汗)
同じセッティングでほとんど練習できなかったので、本番は結構焦りながら弾きました…。
ちょっと遠かった」
来年もよろしく!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・リハコーナー と 楽器情報コーナー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





←小さい画像をクリック
今回私から川田への情報連絡がまずく、その場対応が多くなりました。
川田すまんかったのお。
器材が多い、っていうのは川田の機転でいつもどうにかなっております。
川田ありがとうよぉ。
ちなみにこの日のMICは
ピアノ:2 ギターアンプ:1
ドラムは、オーバートップ2、スネア1、サブスネア1、フロアタム1、キック1、チャイム1 小計7本
チャイムは1曲にだけ使用し、リバーブをかけると。
「リバーブ!!!」と川田が叫びましたね。
更にMCにも1
ピアノには:オーディオテクニカ AT4041
ドラムのトップには:AKG C391B
川田によるとギターは
「エフェクト後のアウトをステージパスミキサーからYAMAHAアンプに送っていたので、ミキサーの余ったアウトからDIにもらった」そうです。
まずはゲストに敬意を表して。
なにしろ初めて見るもの一杯だしね。
ギター 坂田さん

←小さい画像をクリック
「Godin(ゴダン)のxtSAというモデルです。⇒http://godinjapan.com/product_xtsa.html 」


←小さい画像をクリック
画像左からBOSS YAMAHAステージパス Rolandギターアンプ
「ギターからBOSS GT-8→BOSS FV-300Lのあと、
CAJ X.select(セレクター)でRoland BC60/310とYamaha STAGEPASS 300を切り替えてます。」
「Godinにはマグネットピックアップとピエゾピックアップが搭載されています。マグネットピックアップのときはBC60、
ピエゾピックアップのときはSTAGEPASを使ったのですが、どちらもGT-8を通して鳴らしたかったので、そうしました。」
←小さい画像をクリック
上の画像の左下にある小さな白い奴がCAJ X.select(セレクター)。
「ステージパスはパワードミキサーとスピーカーのセットです。」

←小さい画像をクリック
予備に持ってこられたギター(結局一度も鳴らさなかった)
「ボディはTOKAIらしいのですが、ネック、ブリッジ、ピックアップ、回路も全部交換してしまったので、ほとんどオリジナルです。」
なぜか、弦のボールエンドがネック側になっています。
「フロイドローズなのでブリッジ側にボールエンドが不要です。
ペグに巻いた弦の先が尖っていると危ないので、ボールエンドをヘッド側にしています。フロイドローズならではの使い方です。」
フロイドローズの解説はこちらから⇒https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%BA
続いて、新品ベースを買った中山さん

←小さい画像をクリック
以前のベースはこちら
←小さい画像をクリック
さて、今回のとどこがどう違うかな?
中山さん
「① 今までのフォデラベース
モデル名称:CONTRA BASS AJ6 elite(スルーネックタイプの名称)
製造年:(多分)1990年前
ボディ:マホガニー
トーンブロック:メイプル
トップ:キルトメイプル
ネック:メイプル
PU:バルトリーニ
プリアンプ:(多分)フォデラ
② 新しい方のフォデラベース
モデル名称:CONTRA BASS AJ6 elite(スルーネックタイプの名称)
製造年:1996年
ボディ:アルダー
トーンブロック:アルダー
トップ:キルトメイプル
ネック:メイプル
PU:レインポー
プリアンプ:フォデラ
③ STRの方のご紹介を。
STR Guiters
モデル名称:LS648
ボディ:アッシュ
トップ:不明
ネック:メイプル
PU:STR-JJ6
プリアンプ:Aguilar-OBP3
④今回の使い分け
1stがフォデラ、2stがSTRです。
理由はフォデラは立って弾けないからです…。
⑤ それぞれのベースの特徴
フォデラ:上から下までレンジが広く、澄んだ上品な音
STR:癖が無く何にでも使える。
⑥ CLARUSの 上につないだのと下につないだの、どっちがどっちのベース?
上STR、下フォデラです。
⑦ 坂田さんとは年に1,2回、イベント向けのバンドで演歌やJ-POPをやっています。
ちなみに①②③全部中古ですが、①(or②)の同じ仕様で見積りしたら、???万円(税抜)でした…。」
アンプはいつもの
←小さい画像をクリック
深田さんのKB関係は、今回初の二台ながら機材としては今まで同様。
←小さい画像をクリック
グランドピアノの上にあったのが昨年お目見えの
「アレシスという会社の製品ですが生産終了し現在のラインナップには出てきません。
モデル名はmicron。⇒http://www.polynominal.com/alesis-micron/index.html 」
←小さい画像をクリック
そしてスタンドに置かれてる88鍵は、NORD PIANO2 サロコンでは2014年に初登場。
2014年の画像
↓

そしてドラムの桂浦さん
ちょっと遡って2013年からの変遷を見てみましょう。



←小さい画像をクリック
左から 2013 14 15 16
そして今年のが

←小さい画像をクリック
凄くマニアックな話題を一つ
エフェクトシンバルの使い方変遷。
確かに、どう使うか迷うものなんです。うるさ過ぎないか、逆に意外なほど聴こえない、など。
2013年 重ね 上UFIP表 下チャイナトラッシュ裏
2014年 トラッシュ表 のみ
2015年 なし
2016年 2013年同様
今年 重ね 上トラッシュ表 下UFIP裏
↓


今年のが一番ちゃんと聞こえてうるさくもなかったです。クローズハットホルダー(PEARL製)を使って
鳴ってる時間を調整しているのがミソですね。


サブスネアはyamahaのマヌ・カチェ コンパクトドラムモデル。12"です。
パキパキな音ではなく、メインスネアよりは高い音、というくらいのチューニングでした。
そして、今回の新品!

桂浦さんは結構このタイプ(本革風 でもこれ強化繊維じゃなかったっけ)好き。
そして「見た目だけ。音は分かりません」という「低音強化アクセサリー」(意外と高価!)
器材大好きな方々はサロコンレポートをお楽しみに!
オフィスサロコンの場所とお客様駐車場情報はこちら
↑ここ以外には駐車しないで下さいね!
googlemapでオフィスサロコンを「熊野ふるさとプロジェクト」と表示していることがあります。
オフィスサロコンは磐田市の後援によりヤマハ発動機軽音楽部が主催しています。
問合せは080-5121-9942 tamadaまで
サロコンの感想・ご意見は「コメント」から入力して下さい。
初回サロコンからの記録は「サロコン歴史資料館」でどうぞ。
サロコンでおなじみの出演者さん達の10年前のお姿が見られます
私自身の個人的宣伝です
↓
Steinwayグランドピアノで個人練習!練習室貸します←ここをクリック
レンタルスタジオ浜松近辺での穴場オフィスサロコン お問合せはtamada 080-5121-9942 tamadamassalocon@yahoo.co.jp
磐田「サロコン情報室」で前回までのサロコンの様子が見られます。
被災者のために私達が出来ることを続けましょう!
「被災地の人たちを忘れてはいけないよ」「節電しようね」と家族に言うのでもいいんです!
(オフィス・サロコン地図はここをクリック)
お寿司屋さんの駐車場に止めると駐車違反に問われますよ


3月4日 19時開場 19時半開演
リズム遊びは いとをかし
出 演:STOMPⅢ+Ⅰ
深田敦史(pf) 中山健太郎(eb) 桂浦誠(ds)
Featuring坂田毅(gt)
入場無料
会場:オフィスサロコン(オフィス・サロコン地図はここをクリック)
【サロコンファンの皆様へ 出演者からお便りです】
ラテンピアノトリオのSTOMP III、今年はなんと
ギターを加えてのSTOMP III+Iでお送りします。
パワーアップしたリズムの渦に巻き込まれて一緒にグルーブしましょう。
いや、ホントに。
STOMPってサロコンでしか演奏しないので、聴きたいと思ったら
年に一度サロコンでしか聴けないのですよ。
で、ミシェル・カミロや上原ひろみの曲のコピーなんですが
これがまた「完コピ」でしてね。
普通だったら、コピーできないところは「できるように改変して」やるんですが
(あるいは、コピーどころか聴き取り能力欠如のため、出来てるつもりでいる)
この人達、出来ちゃう。
前にドラムの桂浦さんが言ってましたが「パズルを解くみたいにして」なのだそうです。
その上、無理やりコピーした時に起きる「色気なさ、艶のなさ」が彼らの場合は、なくならず(!)
ノリノリのまんまで聴かせてくれるのです。
もう、ひれ伏しちゃいますわ。
今回、ゲストのギタリスト坂田さんは2nd.setの二曲目から登場。
桂浦さんのMCによると
「出し惜しみます」とのこと。
従って1st.は従来型STOMP。
曲もSTOMP結成時代からやっているミシェル・カミロonパレードで!
1st.set


1.Why Not (Michel Camilo)
明るいラテンな曲で開始。この曲好き。踊れそうな感じになってくるのですが、だんだんと足がもつれる!
2.Piece of Cake (Michel Camilo)
しっとり聞かせる曲・・・なメロディなんです。こういうリズムの取り方ってキューバンルンバで出会うことがあります。
「あれ?いまどこ?」というやつ。
カウベルのロール(これ、難しいんだぜ)から、左足のカカトで4分裏ンコンコ。
休憩時間に「手が動いてないのにコンコン音がした」とお客さんに聞かれたそうです。
これ
↓

桂浦さん「ケーキと言えば、昨日会社でケーキバイキングがあって、嬉しかったです」
3.Suite Sandrine Part1 (Michel Camilo)
この曲も、最早STOMPの持ち曲としてのイメージの方が強いですね。
なんというスピード感。キックはサンバのパターンですが、これで踊ると途中転ぶところが!
桂浦さん「私がSTOMPに入ってすぐやった曲」
この曲終わって、桂浦さん既に汗びっしょり。

4.Pra Voce (Michel Camilo)
途中出てくるキメやらブレークで踊れなくなりますが、基本は実に軽快なラテン(もとはルンバかと)。
5.Hello and Goodbye (Michel Camilo)
イントロはまるでラテン系の映画監督が作った映画(一族ものとか)のテーマ音楽風。
中山さんのベースソロが滑らか。桂浦さんの左足2-3クラーベがかっこよい!
クライマックスでの桂浦さんのエフェクトシンバルがガシャンガシャンと効果的に入りますなぁ。
こうしてミシェル・カミロを続けて聴いてると、この人考えて曲作ったんじゃなさそうって気がしてきます。
心の赴くままというか、お母さんのおなかにいた時に聴こえた音を紡いでいるみたいな。
堪能しました!!
2nd.set
セカンドステージはミシェル・カミロなし。


1.What Will Be, Will Be (上原ひろみ 2016)
ドラムのマーチング風ソロ(サブスネア)から始まり、そこにシンセのビョンビョンいうシンプルな繰り返しフレーズ、
そしてベースが乗っかって始まります。
でも、鍵盤のメインはピアノなんです。
中盤のブレーク+ドラムの短いソロの繰り返しや、そこからの「何拍なの!?」な連打は
「どうして誰もズレたりしないんだ?」と思わせる、いやらしい譜割で出来てます。


そして待望の「ゲストの登場です!」
ピアノのイントロをバックに坂田さん登場。
2.Patio (塩谷哲)
はっきりした8ビートでピアノがテーマを弾いて、ギターのカッティングが軽く刻んでますが
勢いが付いた辺りで歪のきいたエレキサウンド!ここでもサブスネア活躍。

坂田さん「緊張してます」
桂浦さん「坂田さんは、我々よりはるかに多いステージこなしてるんですよ」
3.Contigo (Greg Howe)
お初の曲です。ベースソロが、それに続くギターソロが気持ちいい。
坂田さんのギターはアコースティックギターの音になっています!
メロディがちょっと日本人受けする「せつなげ」系なんです。ギターも歪少な目。
ラテン風ピアノのバッキングに、スネアのスナッピー外してティンバレス風にしたドラムソロがキレてます。
桂浦さん「坂田さん終わったらため息。安堵ですね」
そして一言器材説明
坂田さん「サロコンに出ると自分の器材がネットで紹介されるって聞いて」
「で、このギターはアコギの音もエレキの音も出せるんです。ピックアップが2種類ついてるので」
「STOMPは三人とも坐って演奏してる、ぼくは普段立ってる。なので坐る練習をしましたがノリが出ないので立ちます」
詳細は下の方の「楽器情報コーナー」で。
お座り画像と立画像


4.In Search of You (塩谷哲)
桂浦さんの、エフェクト系小物類が頭で活躍します。ウインドチャイムがシャラララ、バードコールがチチチチ。
これがそのときの
↓

生ピアノと、ちょうどいいくらいの歪み具合のまるでエレキ臭プンプンなギターの組合せ!
生ピアノとエレキギターが交互にメインを弾きます。
桂浦さん。「7/8+8/8から3/4+4/4というリズムで聴いてる人は「うっ」って思うような曲です。1拍足りないって。」
ベース中山さん。「この曲は僕が持ってきた。坂田さんが喜ぶと思って」
STOMPとしては珍しく、進んでMCをやる二人。


5.Time Out (上原ひろみ 2007)
この曲、STOMPで聴いてるけど、ギターが入ると感じが変わりますねぇ。
まさか鬼太郎が入ってくるとは思わなんだ。

中山さん「このベース、買ったばっかりで、以前のとどこが違うか分からないでしょう。言いたかった」
--
Encore.
Led Boots (Max Middleton, from ”Beyond Standard/上原ひろみ 2008)
思い切りシンセ2台が活躍します。そこにまたワウのかかったエレキが交代してくるし。
大変スピード感のある曲でして、これ、踊れる(今のライブハウスでの踊りは跳ねてるだけだから)と思う。
深田さんが、右手NORD左手ピアノ⇒両手ピアノ⇒両手NORD弾きながら小さいアレシスシンセを振り返り⇒
立ち上がってアレシス⇒右手NORD左手アレシス。
カウンターの中でメチャ受けだったそうです。

深田さん「今回珍しくキーボードを二台持ち込みましたが、
最後の二曲の上原ひろみさんのセッティングスタイルがそうだったのでやってみました。
…が、両手を広げてユニゾン弾くのは、やっぱりちょっと恥ずかしかったです…(汗)
同じセッティングでほとんど練習できなかったので、本番は結構焦りながら弾きました…。
ちょっと遠かった」
来年もよろしく!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・リハコーナー と 楽器情報コーナー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・






今回私から川田への情報連絡がまずく、その場対応が多くなりました。
川田すまんかったのお。
器材が多い、っていうのは川田の機転でいつもどうにかなっております。
川田ありがとうよぉ。
ちなみにこの日のMICは
ピアノ:2 ギターアンプ:1
ドラムは、オーバートップ2、スネア1、サブスネア1、フロアタム1、キック1、チャイム1 小計7本
チャイムは1曲にだけ使用し、リバーブをかけると。
「リバーブ!!!」と川田が叫びましたね。
更にMCにも1
ピアノには:オーディオテクニカ AT4041
ドラムのトップには:AKG C391B
川田によるとギターは
「エフェクト後のアウトをステージパスミキサーからYAMAHAアンプに送っていたので、ミキサーの余ったアウトからDIにもらった」そうです。
まずはゲストに敬意を表して。
なにしろ初めて見るもの一杯だしね。
ギター 坂田さん


「Godin(ゴダン)のxtSAというモデルです。⇒http://godinjapan.com/product_xtsa.html 」



画像左からBOSS YAMAHAステージパス Rolandギターアンプ
「ギターからBOSS GT-8→BOSS FV-300Lのあと、
CAJ X.select(セレクター)でRoland BC60/310とYamaha STAGEPASS 300を切り替えてます。」
「Godinにはマグネットピックアップとピエゾピックアップが搭載されています。マグネットピックアップのときはBC60、
ピエゾピックアップのときはSTAGEPASを使ったのですが、どちらもGT-8を通して鳴らしたかったので、そうしました。」

上の画像の左下にある小さな白い奴がCAJ X.select(セレクター)。
「ステージパスはパワードミキサーとスピーカーのセットです。」


予備に持ってこられたギター(結局一度も鳴らさなかった)
「ボディはTOKAIらしいのですが、ネック、ブリッジ、ピックアップ、回路も全部交換してしまったので、ほとんどオリジナルです。」
なぜか、弦のボールエンドがネック側になっています。
「フロイドローズなのでブリッジ側にボールエンドが不要です。
ペグに巻いた弦の先が尖っていると危ないので、ボールエンドをヘッド側にしています。フロイドローズならではの使い方です。」
フロイドローズの解説はこちらから⇒https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%BA
続いて、新品ベースを買った中山さん


以前のベースはこちら

さて、今回のとどこがどう違うかな?
中山さん
「① 今までのフォデラベース
モデル名称:CONTRA BASS AJ6 elite(スルーネックタイプの名称)
製造年:(多分)1990年前
ボディ:マホガニー
トーンブロック:メイプル
トップ:キルトメイプル
ネック:メイプル
PU:バルトリーニ
プリアンプ:(多分)フォデラ
② 新しい方のフォデラベース
モデル名称:CONTRA BASS AJ6 elite(スルーネックタイプの名称)
製造年:1996年
ボディ:アルダー
トーンブロック:アルダー
トップ:キルトメイプル
ネック:メイプル
PU:レインポー
プリアンプ:フォデラ
③ STRの方のご紹介を。
STR Guiters
モデル名称:LS648
ボディ:アッシュ
トップ:不明
ネック:メイプル
PU:STR-JJ6
プリアンプ:Aguilar-OBP3
④今回の使い分け
1stがフォデラ、2stがSTRです。
理由はフォデラは立って弾けないからです…。
⑤ それぞれのベースの特徴
フォデラ:上から下までレンジが広く、澄んだ上品な音
STR:癖が無く何にでも使える。
⑥ CLARUSの 上につないだのと下につないだの、どっちがどっちのベース?
上STR、下フォデラです。
⑦ 坂田さんとは年に1,2回、イベント向けのバンドで演歌やJ-POPをやっています。
ちなみに①②③全部中古ですが、①(or②)の同じ仕様で見積りしたら、???万円(税抜)でした…。」
アンプはいつもの

深田さんのKB関係は、今回初の二台ながら機材としては今まで同様。

グランドピアノの上にあったのが昨年お目見えの
「アレシスという会社の製品ですが生産終了し現在のラインナップには出てきません。
モデル名はmicron。⇒http://www.polynominal.com/alesis-micron/index.html 」

そしてスタンドに置かれてる88鍵は、NORD PIANO2 サロコンでは2014年に初登場。
2014年の画像
↓

そしてドラムの桂浦さん
ちょっと遡って2013年からの変遷を見てみましょう。




左から 2013 14 15 16
そして今年のが


凄くマニアックな話題を一つ
エフェクトシンバルの使い方変遷。
確かに、どう使うか迷うものなんです。うるさ過ぎないか、逆に意外なほど聴こえない、など。
2013年 重ね 上UFIP表 下チャイナトラッシュ裏
2014年 トラッシュ表 のみ
2015年 なし
2016年 2013年同様
今年 重ね 上トラッシュ表 下UFIP裏
↓


今年のが一番ちゃんと聞こえてうるさくもなかったです。クローズハットホルダー(PEARL製)を使って
鳴ってる時間を調整しているのがミソですね。


サブスネアはyamahaのマヌ・カチェ コンパクトドラムモデル。12"です。
パキパキな音ではなく、メインスネアよりは高い音、というくらいのチューニングでした。
そして、今回の新品!

桂浦さんは結構このタイプ(本革風 でもこれ強化繊維じゃなかったっけ)好き。
そして「見た目だけ。音は分かりません」という「低音強化アクセサリー」(意外と高価!)
器材大好きな方々はサロコンレポートをお楽しみに!
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オフィスサロコンは磐田市の後援によりヤマハ発動機軽音楽部が主催しています。
問合せは080-5121-9942 tamadaまで
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初回サロコンからの記録は「サロコン歴史資料館」でどうぞ。
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