サロコン情報室

サロコンは2019年10月を最後に終了いたしました。このブログで過去のサロコン公式録音からyoutube動画を作成した「サロコン選」を公開中です。

2017.4.8 No.233 遠州スーパーギタートリオのレポート

2017.4.8 No.233 遠州スーパーギタートリオのレポート

被災者のために私達が出来ることを続けましょう!
被災地の人たちを忘れてはいけないよ」「節電しようね」と家族に言うのでもいいんです!
(オフィス・サロコン地図はここをクリック)

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4月8日 19時開場 19時半開演
磐田サロン駅 ストリート演奏にようこそ!


出 演:遠州スーパーギタートリオ
浅川信二(Gt)                谷口順哉(Gt)
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Hase(Gt)
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入場無料
会場:オフィスサロコン
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【サロコンファンの皆様へ 出演者からお便りです】
浜松駅ストリート演奏を毎週、16年続けているギタートリオです。
今夜はサロンコンサートがストリートに変わります。
暖かい桜の季節になりましたので、ぜひごゆっくりお楽しみください。


天気予報通りの雨でしたが、まあ、嵐にはならず
春の雨らしいシトシトでした。
遠トリさん ぴったり1年ぶりのご出演です!
http://salocontama.hamazo.tv/e6751719.html

桜の時期には遠トリが似合う。

この日のライブの最初のMCは
「今夜は、磐田サロン駅前でのストリート演奏です。ここは駅の構内です」
そして、いつもの駅前選曲に駅前アレンジ。
聴いて安心、観て極楽。

しかし、お客さん達にはお初にお目にかかる方たち多かったなぁ。
ひょっとして浜松駅前からの追っかけ?
そしてそういうお客様も常連さんも、実に楽し気に演奏を聴いておられました。
身体がみんな揺れてましたよ。

1st.setは「いつものストリート演奏のように、6曲を、おしゃべり抜きで一気に演奏します」
ストリートでは、曲の間におしゃべりを入れると、演奏中に集まってきたお客さんが散ってしまうのだそう。
いろんな起承転結が楽しいのです。

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1st.set
1. Djobi Djoba(ジョビジョバ)
  ジプシー・キングス(殿様キングスではありません)の曲。言葉の意味は不明です。
  「わっしょい こりゃこりゃ」みたいなものか。

2. インスピレーション
  これもジプシーキングスの曲で、鬼平犯科帳のテーマ曲に使われてました。

3. 愛の賛歌
  フランスのシャンソン歌手エディット・ピアフが歌った曲ですが、世界的大ヒットにより
  日本でも越路吹雪、美輪明宏などそうそうたるシャンソン歌手が歌ってます。
  もちろん、結婚披露宴でも!

  浅川さんはこの曲で小技を出してました。決まった時の顔。
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4. My Way
  遠トリはルンバで演奏します。
  アメリカのポピュラーソングとしてフランクシナトラが歌った曲ですが、元はフランスだそうで。
  日本では卒業式などで歌われるとか。
  なんとエルヴィス・プレスリーも歌ってるのですね!

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5. Time after time
  アメリカのお元気お姉ちゃん シンディ・ローパーの曲です。
  この曲の場合、原曲よりも遠トリアレンジの方が好きだなぁ。
  お元気お姉ちゃんも今やおばちゃん。そういやどことなく綾戸智絵の雰囲気。


6. 哀愁のヨーロッパ
  もとはラテンロックギタリストのカルロス・サンタナの曲。それを遠トリアレンジにしてあります。
  サンタナオリジナルと遠トリさんの間にもう一つ別のバージョンが存在するのかな、と調べてみましたが
  見当たりませんでした。パコ・デ・ルシア辺りが臭いと思ったのですが。
  なかなか凄いアレンジ力です。

ここまで6曲つなぎ一気弾き!! 
ここまでの曲の紹介をしたあと1st.set最後にもう一曲。 
  
7. マイナー・スイング
  ジャンゴ・ラインハルトというジプシー(彼らは自分達をロマと呼んでいます)出身ギタリストの曲。
  駅前ではかなり受けている曲です。
  遠トリアレンジでは途中にいろんな曲が顔を出します。蒲田行進曲・小さい秋・津軽海峡・赤い靴・ドナドナ
  聞き逃したのもあるかも。

2nd.ステージの始まる前に入り口近くで打ち合わせする3人。
どうも、このときソロの順番などを決めてた模様。
よい子は粋がってこういうのを真似しないようにね。遠トリさんレベルになるまでお預け。
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メロディは谷口さんと浅川さんの二人でソロ部分を1曲の中で何度も交代しつつ弾いてます。
Haseさんは多くの場合リズムの刻みですがメロディを引き受けることも。
三人の音色が結構明確に違うので(特に浅川さんのフラメンコギターの音はよくわかる)、
音だけ聞いてても「あ 今誰がメロディだ」って分かりますよ。

2nd.set
HaseさんのMCが入ります。
休み休みやってくださいね。
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1. ルパン3世のテーマ
  アニメ曲。吹奏楽でよく演奏されてますね。
  遠トリさんはここにサントリーオールドのCM曲を挿入しちゃうのです。

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2. English man in NewYork
  80年代後半にイギリスのミュージシャン「スティング」が出したアルバムの曲。
  Haseさんは20年前の大学時代に聴いたそうです。
  この曲が好きな人は日本人には多いと思います。
  なんというか「切なさ」が伝わってくるようで。
  でも、ワタシは遠トリさんのアレンジでの方が原曲よりも好き。

3. 青嵐
  遠トリのオリジナル。
  
  駅前演奏の思い出
  外人の子供が踊ってくれたり、目の前で喧嘩があったり。
  サロコンもストリート演奏が取り持つ縁。
  駅前は今後も続けるだろうなあと仰ってました。
  続けて欲しいです!!

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4. Lovin' You
  黒人女性シンガー ミニー・リパートンの曲。
  若くしてガンで亡くなりましたがこの曲はいろんな人にカバーされて生き続けています。
  この曲も原曲より遠トリバージョンが好きです。
  途中でリズムを変えて4ビートになったり、シェイクしたり。
  
  何年か前のサロコンのとき中日新聞に遠トリさんがインタビューされました。
  そのとき、自分達を一言で表現するとと聞かれ浅川さんが答えたのが「ラーメン」だそうな。
  Haseさんがスープで味を決め、谷口さんが麺で歯ごたえを、浅川さんが味に彩りをつける具材。
  「今日のサロコンは具沢山大盛りでお送りしました!」
  
5. Spain
  もとはジャズピアニスト チック・コリアの曲。
  いろんなミュージシャンがカバーしています。
  ギターで有名なのは、アル・ディ・メオラ,ジョン・マクラフリン,パコ・デ・ルシアのスーパーギタートリオ。
  これがなかなか。
  遠トリにも引けを取らない!



  サロコンではSTOMPⅢも二度ほど聴かせてくれていますがそっちはピアノトリオでしてこれまた凄いのです!


アンコール カマラード
  遠トリさんが結成間もなく、オリジナル曲がなくちゃ!という趣旨で作った曲。
  カマラードはフランス語で「同志、仲間」だそうです。
  なるほどなあ。

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楽しかったです!!
次回遠トリさんは来年1月!!お楽しみにっ


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・リハコーナー と 楽器情報コーナー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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谷口さんの顔がちょっと細くなったような・・・
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遠トリさんのリハ時間はいろんなバンドの中でも相当短い方です。
18時ちょっと前から始めて45分くらい。
その上、HaseさんはCDを売るのでほぼ楽屋にいられない。
大変です。

でも、苦労のかいがあって結構CDは売れていた模様です。
これが最新作。
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このCDには意外な人物(生物)が参加していたりします。ご購入の上でご確認を!

続いて楽器関係。浅川さんは今回省略(だって今までとケーブルしか違わないんだもん)。

真新しいギター登場はHaseさん。
Godin Multiac Nylon Encore
詳細⇒http://godinjapan.com/product_multiacnylonencore.html
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弦がナイロンっての分かるように。
ボディが薄い!
音は(ど素人の感想です。(^▽^;)過剰反応なきよう)輪郭がくっきりしてる。
カッティングの音が今までのに比べるとはるかにカリカリと明瞭。

今までのは
「私のギターは10年以上前のYAMAHA APX-Nだったかな。5万円で買いました。
そしてピックアップは、GodinのLR-Baggs(ピエゾとコンデンサマイク)を付け替え。」
今までのギターのピックアップがゴダンギターが使っていたLR-Baggsだったので
音が同じ性質のゴダンのギターを選んだそうです。


谷口さんのギターは今までと同じ西野春平ギターですが、ワタシがずっと気づかずにいて今回発見したことがあるので。
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分かるかな?サウンドホールの中にスポンジの筒が入ってる。
しかも一個小さな穴が!
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「スポンジは、、いつからかなぁ。もう数年は経っていると思います。
笹子さんのセッティングを元に、**さんが試作して、その試作品をずっと使わせて頂いていますw」
とのこと。
笹子さん⇒http://sasa-g.com/
谷口さんがこの方のライブ聴きに行ってそのときに見せてくれた方法だそうです。
本来なら画像の小さな穴に小さなコンデンサーマイクを筒の外から入れて音を拾うのですが
谷口さんは今のところスポンジ装着のみ。マイクはギター内部にこういうの下を仕込んであって(Fishman Prefix Premium Blend)
2017.4.8 No.233 遠州スーパーギタートリオのレポート
それで拾っているけど「ちょっと向きが変わっちゃって」とのこと。

谷口さんによると、ガットギターがこれ一本だけで、もうずいぶん使ってあちこちガタ来てるので
新しいのを「考慮中」だそうです。

次回のご出演のときは別のギターになってるかも!




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問合せは080-5121-9942 tamadaまで

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磐田「サロコン情報室」で前回までのサロコンの様子が見られます。

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