このレポートで演奏が聴けます
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3月9日19時開場 19時半開演
リズム踊るピアノトリオ
出 演:STOMPⅢ
深田敦史(pf) 中山健太郎(eb) 桂浦誠(ds)
出演者からサロコンファンへのメッセージ。
こんにちは。今年もSTOMP IIIの春がやってまいりました。
新曲、懐かしい曲を取り揃えてお待ちしております。
みんな一緒に楽しんで体を揺らせましょう。
このところ毎年3月に出演してくれるSTOMPⅢ。ワタクシ、彼らが大好きなのです。初めてサロコンに出てくれた時(2002年9月)のレポートに「STOMPⅢはこのサロコンの2年ほど前、Jazzweekの浜松駅北口ステージで初めて見て仰け反りました。
その後、ヤマハ㈱の組合のイベントかなんかで見かけて岡林さんを通じて接触しました。」と私が書いています。北口ステージはトラックステージでした。記憶違いあるかな?桂浦さん、間違ってたらご指摘を!それ以降、まずは隔年で、そして現在の年一へ。以前はけっこういろんな場所で演奏しておられたのですが。年を経てそうそう演奏しに行くわけには・・・ということでしょうね。仕方ないけどねえ。客として聴きに行きたいなぁ。ライブやるときは呼んでね!聴きに行くから。
開演前 中山さん譜面ライト調整中
年取るとライトの数が増えます。
1st.set
1. on the other hand(ミシェル・カミロ)
STOMPのライブではおなじみになっている曲です。とはいえ、彼らが初出演の2002年には演奏曲のデータがない・・・ですね。割とステージ最初にやる曲。うわっと感じさせる見事な選曲。では「うわっ」を感じてください!気分いいと手拍子入れる人いますが、この曲ではやめといた方が無難です。
MC桂浦さん:STOMPⅢです。1年ぶりに帰ってきました。というか、ここでしかやってないので。ありがとうございます!今年も2stageやります。やってることはいつ同じで、こういうたのしいリズムで遊びながら3人でやってます。最後までどうぞよろしく。1曲目は、ミシェル・カミロの初期のナンバーでした。2曲目はラファエル・クルツというパーカッションの人の曲。ミシェル・カミロと同じくドミニカ出身の人です。
2. my little moon(ラファエル・クルツ)
ドミニカのパーカッション奏者が作った曲だそうで、なまめかしい夜という雰囲気。サロコン初演奏。原曲の動画見つけましたがメロディ部分はSAXでした。STOMPは深田さん、これがとてもよい!!大人の夜の曲!!参りました。原曲→
https://www.youtube.com/watch?v=ZdYK47A8daU
MC桂浦さん:my little moon でした。この曲は覚えにくくて。似たような曲があるんですよ。割と落ち着いた曲。この人の曲にはいろいろ面白いのがあるので取り上げて行きたいですね。次は上原ひろみさんの曲。
3. all's well(上原ひろみ)
さすが、上原ひろみの曲は採りあげる率あがってますね。なんてったって世界的ですから。この方のデビューは2003年。STOMPのサロコンで聴いたのは2012年が初。曲名は「終わりよければ」という意味も含まれているようです。リズムは拍のとり方を変えたりしてます。
MC桂浦さん:all's wellになったでしょうか?この曲、「終わりよければ」的な意味で。練習してますと遊んでいるのか苦しんでいるのか、演奏してて分らないことありますね。決まると、苦しいのが亡くなって、また次っ!てやり出すんですよね。
Bs中山さん:被虐だね。
MC桂浦さん:確かに。今日、奇数拍子が揃っちゃってまして。3拍子の他、5拍子じゃないけど5拍割とか7拍子・・・。次行きますね
4. yellow jacket (ショウン・マーチン)
サロコン初演奏。優しくておおらかで明るい曲ですねえ。原曲こちら→
https://www.youtube.com/watch?v=XlcKiizWQVI 中山さんのベースソロも柔らかく穏やかです。
MC桂浦さん:これもポリリズムの曲。3拍子ですが聴き用によっては4拍子にも聞こえる。
Bs中山さん:曲のイメージと曲名が関連ないみたいですね。パット・メセニーの影響受けてるみたい。
MC桂浦さん:次は1st.最後の曲で7拍子。アイアート・モレイラというパーカッションの人の曲。この曲のサビ部分がサッカーの応援曲で流れる「サンバ・デ・ジャネイロ」に使われています。
5. tombo in 7/4(アイアート・モレイラ)
サロコンでもおなじみになった曲です。生バンドでこういう曲が聴ける場所、他にももっと増えて欲しいんですけどねー。
休憩
2nd.set
1. endevor(上原ひろみ)
上原の再現度が異様に高いです。コピーしてますと人前で言うからにはこのくらいやってくれないとねー。よく喫茶店で参加料払って、ある種のジャンルの弾き歌いとかやる人達が口にする「コピー」というのはコピーじゃなくて猿真似(サルがやった程度の真似)。STOMPの凄さはキッカイな機械の音が終わったときにピアノの粋なフレーズが聴こえてくる、その粋さまでを写し取ってる凄さです。
で、この曲、メモ録音用レコーダーの録音ボタン押すのを忘れまして(年のせい)、動画ありませぬ~
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MC桂浦さん:いまのは4拍子の5つ割で、これで今日の3と5と7終了です。やった~。あとは楽だ~。ポリリズムってドラムの人や、ソロやる人には割と馴染みがあって、4拍子は4つ(カンカンカンカン)を一括りでして、ハママツ・ハママツ・ハママツ・ハママツ。それをイワタでやるとイワタ・イワタ・イワタ・イワタ。両方を一緒にやるとどこで合うかというと3と4の最小公倍数、12拍目て合う。(イワタイ・ワタイワ・タイワタ)
円 広志のとんでとんでとんでが3拍割。パフュームのポリリズムが5拍割、と。
ドラムの練習で、こっちで4角形、こっちで三角形を各様に鳴らすと、ちょっと変わった感じになるとか。お家に帰ったら同じ拍でやるというのやってみてください。脳トレでけっこう楽しかったりします。私、逆が出来なかったり。
ハイ、ポリリズム講座終わります。
次はスティーヴィー・ワンダーのcreepinという曲でコーラスにミニ―・リパートン(lovin'you歌った人)が入ってて素敵な曲です。
2. creepin'(スティーヴィー・ワンダー)
サロコン初演奏 スティービー・ワンダーがミニ―・リパートンをコーラスに入れて歌ってる原曲をCory Henryという人がアレンジしてて、それをSTOMPは「より不思議多め」に、でもここぞというところにはスティーヴィーのモータウンが強く香ってきます。オルガン系の音色が懐かしい曲の記憶に結び付きますね。
MC桂浦さん:なんか最近起こりました?昨年は台風が大変で、新居(アライ)なんですが、停電2晩、3日目に復旧して。生活はできるけど大変なんですよね。信号とかつかなくて渋滞して。
Bs中山さん:夜は眠るしかできないね。家帰ったら、灯で飯食って、さあどうしようかな、なんにもやれないからね。日が昇ると目が覚めて。
MC桂浦さん:最近、コンビニでも24時間ってどうなのか、とか働き過ぎとかありますからなら、みんな一緒に8時になったら店閉めるとかすれば。全員一緒にやらないとダメ。誰かが、やっぱり俺は、とか言い出したらダメ。
Bs中山さん:電気なかったら楽器も弾けないからね。
MC桂浦さん:ドラムは大丈夫なのよ。あ、だったらアコベ練習すりゃいいじゃん。
Bs中山さん:ま、まあねえ
MC桂浦さん:私、これ家から運んできたんですけど、停電になるとシンバルスタンド倉庫から持ち出して来てLEDライト吊ったり、洗濯物も乾せると、完璧でして。はい、全然次の曲につながらない。では、次は私たちが取り上げるのは初めて。ですが・・・曲自体ご存知の方多いかと。
3. takarajima(Tスクェア)
元々は日本の中高生(特に男子かな)を虜にした、日本フュージョンの曲。今ではその当時中高生だった先生たちによって吹奏楽化されてますから結構耳にされた方も多いのでは。STOMPの演奏はTスクェアの軽くてさわやかな感触を大事にしてますね。弾みかたが違いますね。吹奏楽はどうやらそれ自体が曲のジャンルでもあるようでどんな曲も吹奏楽で演奏すると「スイソーガク」になってしまう。
MC桂浦さん:宝島という曲で、Tスクェア?スクェア?どっちだっけ?たまには取り上げないと、と思いましたが、どうですかね?(会場拍手)
話したことありましたね?STOMPⅢ結成のいきさつ。一応スクェアが。
Bs中山さん:そう スクェアの縁で出来た。
MC桂浦さん:元々、私のいないところで。セミナー?
Bs中山さん:Tスクェアのセミナーっていうのが学生時代にありまして。私は1回目参加しました。2回目は深田が参加しまして、そのあと、僕は言ってないんですが、セミナー参加者が大阪で集まってなんかやろうと。ってときに一緒になってその時は別のドラマーだったんですが、それはそこで終わって、就職で僕はもうちょっと長い間学校に行っててあっちでブラブラしてたんですが、働かんととおもってこっち帰ってきたら、二人がヤマハに就職してて、誘われて3人で、ということに。もとはスクェアのセミナーがきっかけ。
MC桂浦さん:なんでⅢ?
Bs中山さん:ドラムが三番目のメンバー
MC桂浦さん:あ、そうか。新人なのか。20年新人やってる。で、今回が公式なライブの30回目なんですよ。(会場拍手) でも、20年で、ですからね。年1回になったし、2・3年休んでた時期もあったし。年1になったら出るのもここだけ。ライブやる度に一つ年を取る。
Bs中山さん:大体、再会するのが年明けてからだもん。
MC桂浦さん:そうその3人の仲の良さは、練習行って飯食いに行ったことがない。ということで、次はちょっと静かな曲で。
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STOMPにしてはいつになく会話の多いステージ、特に中山さんが珍しく沢山お話してくれた。若干「軍師官兵衛」にも似ているような。
あとで、深田さんにセミナーについて聞きました。
Tスクエア・セミナーとは・・・「確か、苗場プリンスホテルに数日宿泊して、合宿みたいな感じのセミナーでした。
パートごとに数十名ほどの参加者がいて、課題曲など演奏ノウハウをそれぞれのパートごとにそれぞれのメンバーが色々とアドバイスして、最終日にメンバー交えてミニライブをやった記憶があります。宝島も和泉さん直筆のオリジナルのコード譜もらいました。
今思うとゴージャスですね。ジャズ系の自分世代はSquareとCasiopeaはみんな影響受けてると思います。」
そういえば、今でも出版社とミュージシャンが手を組んで、サマーセミナーとかってやってますね。
4. if you knew(ミシェル・カミロ)
とても綺麗な曲です。やや、けだるめ。でもリズムはダルくない。キッチリ!!
MC桂浦さん:2nd.ステージの前半に喋り過ぎたので、ここからはスッと。次の曲もみなさん絶対に知ってる曲で上原ひろみさんの。皆さんも歌えるかもしれない。歌えなくなるかもしれない。
5. ue wo muite aruko(アレンジby上原ひろみ)
頭は、昔からよくある日本の曲のジャズアレンジ風。強めのハネにお定まりのシンコペーション。まあ、これだけなら上を向いて歩いて行くのも可能なんですが。その内、足がもつれます。腰振って歩いてると「グキッ」とかいいますよ。
MC桂浦さん:上を向いて歩こう。ちょっと上むいて歩けない感じで。上向いてるとつまづきそう。次の曲で最後です。メンバー紹介を。しもて側からピアノ深田敦史 ベース中山健太郎 ドラム桂浦誠でした。ジャズのスタダ―ドナンバーからセント・トーマス。
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6. st.thomas(ソニー・ロリンズ)
いろんな人たちがこの曲を採り上げて演奏している、いわゆる「スタンダード」になったジャズ(形式で言うとモダンジャズの中のバップ)で、それをミシェル・カミロがアレンジしたものです。
Enc. caribe (ミシェル・カミロ)
MC桂浦さん:アンコール、しきたりですかねえ(よいしきたりです)
選曲するときはいろんなリズムをちりばめようと。これ系のはきょうはまだやってない ですね?
Bs中山さん:うん
MC桂浦さん:ではcaribeという曲でお別れです。
複雑系の香りが冒頭から。しかも攻撃力もあり、聴く側がぼんやりしてると気付かぬうちに精神を乗っ取られます。
過去のSTOMPⅢ
2002年初出演
2004年 2回目
2006年 3回目
そしてオフィスサロコンでの最初。2010年 ステージの向きが違う!!音の外漏れ対策が十分じゃなかったので。
この間 使うピアノも変遷いたしました。
ヤマハのアップライト(勤労青少年ホームの備品)1998年の初回サロコンから2009年3月まで その後勤労青少年ホーム閉鎖・取り壊し!
ヤマハのグランド(ヤマ発CP備品)2009年5月から昼間のサロコン生ピアノで使用。→
https://salocontama.hamazo.tv/e2261877.html
DIAPASONのアップライト2010年1月からオフィスサロコンで。→
https://salocontama.hamazo.tv/e3579373.html
Steinwayのグランド2010年3月からオフィスサロコンで。→
https://salocontama.hamazo.tv/e2339091.html
--------リハ・楽器情報など---------
ライブ前には当然調律してもらいます。
調律の2時間前からファンヒーターとエアコンでじんわり室温を上げましたら、リハでは暑くなっちゃって
来たときはこうでした
桂浦さんは、粘着テープの端っこが見えない?歳のせいかもよー
深田さんの足癖。シンセ弾いてるのにピアノのペダル踏んでます。
続いて楽器。深田さんの新戦力。
写真撮って、その後いろいろ見ていたら今まで深田さんが使ってたのと別物と気づきまして教えてもらいました。
深田さん
「Node Stage 3 Compactです。昨年Snarky Puppyをよく聴いていたのですが、そこでCory Henryが弾くオルガンを聞いて(見て)、今更オルガンってかっこいいなと思い、マネして買ってみました。
今回演奏したCreepin'もまさにCory Henryがハモンドを弾いている動画があるので、見てみてください。
…が、実際やってみるととても難しく、早くも断念しつつあります。
とはいえ、オルガン以外にも、ピアノ、エレピはもちろん、上原ひろみが使っているアナログモデリングシンセの音も出るので、これ一台あれば今Stompでやっているような曲はほぼカバーできてしまいます。
本体の軽さも含め、便利に使っています。
Snarky Puppy参考動画→https://www.youtube.com/watch?v=yTZUnJ60-yk」
続いて「なんだこれは?」という桂浦さん持ち込みアイテム。新製品!!
「(自分の企画商品なので(笑))。単純にドラムセット用マイクとしても優秀でございます。
https://jp.yamaha.com/products/musical_instruments/drums/ea_drums/ead10/index.html」
ドラムのマイクであり、エフェクターでもあるという凄いモノ。ドラムのユーチューバーさんたちは一人でマイクの調整とか大変なのでこれ一つで済むというのは素晴らしい!!
写真の上は「トリガーセンサーとマイク部分」でバスドラのフープに取り付けると他の太鼓やシンバルの位置関係まで含めてバランスよく拾ってくれる。 写真下が本体、音色を変えたりPAへの送りを変えたりする。
今回、本番では流していません。
生音が素晴らしかったのが原因。
ドラムのマイキング
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この他に上から左右とバスドラのフロントに。
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次回サロコンは2月9日→
https://salocontama.hamazo.tv/e8319922.html
初回サロコンからの記録は「サロコン歴史資料館」でどうぞ。→
http://solocon.cocolog-nifty.com/blog/archives.html
サロコンでおなじみの出演者さん達の10年前のお姿が見られます
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