2016.4.9 no.221 遠州スーパーギタートリオ のレポート(完成!)

tama

2016年04月13日 11:23

被災者のために私達が出来ることを続けましょう!
被災地の人たちを忘れてはいけないよ」「節電しようね」と家族に言うのでもいいんです!
(オフィス・サロコン地図はここをクリック)

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今夜はサロコンで
ストリート演奏をお楽しみください

出演: 遠州スーパーギタートリオ
浅川信二(Gt)谷口順哉(Gt)Hase(Gt)


【出演者からサロコンファンの皆様へ】
一年ぶりにサロンコンサートに出演できて、すごくわくわくしています。
今回は初公開の新曲もまじえて、熱く、切なく、ギター3本でお届けします。
15年ストリート演奏を続けたチームワークを、ぜひお楽しみください。


浅川さん カワイイパンダのぬいぐるみと間違わないように

使ってるギターはフラメンコギター。出身地東京。浜松市の雪月花に出没。
(画像の幅がちょっと大きいのは仕方ないのです)

谷口さん

出身地京都。自身のオリジナルを演奏するJynya'sSpecialBlend とBigBandリハーサルジャズオーケストラがメイン?
伴奏依頼がやたらに多いようです。

haseさん

出身地名古屋 浜松駅前で本当に長いこと演奏を続けています。
駅前では遠トリ以外にヴァイオリンとのデュオ「VAGUT」や、ソロ演奏でも出ているから凄い。

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今回のレポートは主に過去のサロコンでの遠トリさんの演奏動画を紹介してゆきます。
今回の演奏は「昔と全く同じ」ではなく、「芯」の部分は変えていませんが
ニュアンスを変えるための工夫やソロフレーズの変化などがあちこちに見られます。
なので、以下はあくまで「参考動画」として掲載しますね。
動画撮影はすべて遠トリさん・ワタクシ共通の知合いの「asabakko」さん。

1st.set
1 Camarade(カマラード) オリジナル
  駅前で聞く機会の多い曲です。勢いがあり、押し引きが明瞭で、
  かつ真似しにくいブレークなども用意されていてぼんやり聴いていても飽きない曲です。
  
  撮影は2011年1月 現在の会場。
  
2 愛の賛歌
  原曲はエディット・ピアフのシャンソン。
  原曲のイメージを生かしてますがソロアドリブのフレーズは、むしろジャズ。
  
  これはサロコンじゃなくて遠トリさんのホームグラウンドである浜松駅北口前の路上。2009年7月。

3 My way
  フランク・シナトラが歌ったのが世界的ヒットになったので原曲はアメリカかと思ったら実はフランス語の曲でした。
  これがフランス語⇒https://www.youtube.com/watch?v=bMoY5rNBjwk
  そしてシナトラの歌⇒https://www.youtube.com/watch?v=kl4Uh5nOFAg
  シナトラの方が「男の歌」になってるなぁ。
  そして遠トリさんはこれをミディアムテンポのルンバにして軽快さを強調しております。

4 哀愁のヨーロッパ
  原曲はSANTANA(私の大好きな!)で、どっちかいうと艶歌に近いような思いっきり官能的曲ですが、
  遠トリさんは躍動感一杯のルンバにして、更にはロックの面影も残して演奏してます。
  
  
  2009年1月 会場が今のになる前の「磐田市勤労青少年ホーム」つまりサロコン発祥の地
  (現在は更地)

5 漣(さざなみ) オリジナル  
  haseさんのオリジナルCD 2011年 2月リリース 11th アルバム AUBE(オーブ) 
  ⇒http://www.geocities.jp/ashkhase/aubecd.htm
  に初登場した曲。
  遠トリさんとしては今回初めての演奏。つまり、CDの方はHaseさんの多重録音。
  それにしては浅川さん風難解コード展開やHaseさん節が併存していて面白い。
  私は初期の作品かと勘違いして聴いてましたが、それはまさしく「強いHase節」のせい。  

6 Minor swing
  遠トリさんの演奏曲の中では駅前で抜群の人気曲。
  原曲はジャンゴ・ラインハルトという結構古いヨーロッパのジャズギタリストの曲。
  遠トリさんはそこに様々な日本の曲を突っ込んで行きまして、なんとも楽しい1曲にしています。
  突っ込む曲、今は以下の動画よりずっと増えてしまっています。
  
  2009年12月 ヤマハ発動機コミュニケーションプラザでの昼間のサロコン
  (昼間のサロコンは昨年で終了。私の体力的限界のため)
  なお、この曲の終わり方はこうやることに決まっています。
  
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ここから数枚画像が並びますが、谷口さんと浅川さんの無言&表情のやり取りを
ご堪能ください。上から下へと時間が経過します。









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途中休憩の時間、haseさんが持ってきた彼のCDを求めるお客さんがギッシリ!
(写真撮っときゃよかったー)
今からでもCD欲しいという方は、ネットでも買えるし(⇒http://www.geocities.jp/ashkhase/cd.htm
本人と握手などしたり、会話などもという方は是非、金曜日の夜10時に浜松駅北口で直接ご購入を!

2nd.set
1 La fiesta
  原曲はジャズピアニスト チック・コリアの曲。
  もともとジャズの曲だから、アドリブソロのフレーズが原曲と違うのは当たり前。
  自分のフレーズでないと意味がない。
  しかし、「丸コピーしようとしたけど、こうなっちゃった」と言うのは聴いてりゃ分かる。
  遠トリさんのアドリブフレーズは見事ですよ!

2 Troubadour(トルバドール)オリジナル
  南ヨーロッパにいた吟遊詩人たちのことだそうです。吟遊詩人はhaseさんの憧れらしい。
  軽快なルンバの曲です。

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3 Englishman in New York
  もとはイギリスのロック歌手スティングの曲。
  これは遠トリアレンジの方が私は絶対に好き。しかも結構毎回じわじわと明らかに進化をしてる。
  
  2010年4月 今の会場で

浅川さんは時折こういう表情をしますが決してスネているのではありません。

難しくて緻密なフレーズに集中しているのです。

4 青嵐 オリジナル
  この曲のサロコン録音版が聴けるのがこちら⇒http://www.geocities.jp/ashkhase/roots.htm
  2007年 4月リリースのHaseさん8th アルバム Roots & Leaves
  今回のサロコンでは浅川さんの音がまるで、風の中、遠くで鳴っているガラスのチャイムみたいで
  あまりの綺麗さにぞくっとしたほどです。
  
  2009年12月 ヤマ発コミュニケーションプラザ 昼サロコン
   
5 Lovin' you
  ミニー・リパートンという若くして死んだ黒人女性歌手の曲です。
  参考動画では、途中リズムを変えてアドリブパートをやり終えた辺りからのもの。
  

6 Inspiration
  いつもなら開演してすぐに演奏する曲ですが、今回は最後の最後に。
  弾いてる方も聴く方にとってもシメの鬼平犯科帳はなぜか新鮮でした。
  原曲はジプシーキングス。


アンコール
1 Time after time
  シンディ・ローパーお姉ちゃんの心温まる愛の歌です。
  遠トリさんはこの曲もリズムを変えたアドリブフレーズを入れて、ちょっとジャズフュージョン的香りを付けています。
  
2 みずいろの情熱大陸
  これがもう、今浜松駅前では大人気でして。
  「情熱大陸」は遠トリ以外のHaseさんの企画バンドやらヴァイオリンとのデュオ「Vagut」で結構以前から
  やってるのですが、遠トリが取り上げたらいきなり「水色の雨」を突っ込みましたねぇ。
  八神純子の日本ラテン歌謡。ネットリしたメロディが違う食感とでもいうものを感じさせてくれます。

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お客様たち超気持ちよさそうに聴いておられました!
お客様のこういう姿を見るとホントに「やっててよかった~」という気持ちになります。

演奏終了後、3人は中日新聞のインタビューを受け(ほぼ30分くらい)、更に記事に添える写真撮影!
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何日の新聞に載るか聞いてないけど、こっちまで楽しみになっちゃう!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・おなじみ リハコーナー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


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遠トリさんが全員会場入りしてリハ開始したのは18時20分くらい。
haseさんが職場から直行なのでこれが正常。
ワイシャツ・ネクタイのキッチリスタイルのまま、リハ!





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ただ、今回は遠トリとして初めて演奏する曲があるので、それの合わせをやってるうちに
開場5分前!
慌ててギターケースやらなにやらをしまい、階下へ行くとドアの外ではお客様が行列!!
いやー 焦りました~
しかも今回初めてのお客様が非常に多い。ど・ど・どうぢて!?

では続いて機材関係のコーナー!

まずは谷口さんの新兵器から


なんだなんだ!これはなんだ!と言うことで調べたら
アリア クラシック ギターサポート AGS-10 というものでした。
http://www.ariaguitars.com/jp/items/accessories/other/footstoolguitar-support/ags-10/
アコギ引くときに使う「足台」の代わりとも言えます。

吸盤でギターの側面に貼り付けるので、ギターを使うたびに貼り付け、位置調整をしないとならないようです。
(まさか、木ねじでギターのボディにメリメリと固定するわけにはいかないから)

以下は谷口さんの解説待ち。


靴の右下にある小さい箱はこれらしい⇒https://www.audio-technica.co.jp/mi/show_model.php?modelId=2587
腰の左に写ってるやつとセットで、腰に取り付けたのが送信、足元のが受信。

谷口さん解説
「メリットは、足元のケーブルを踏まなくて済む!笑
客席まで行ける!(座ってるので行けないけどw)
リハの時に、出音を確認できる。(ただし、生ギターだと厳密には難しい面もあります)

デメリットは、(ストラップを使わないので)腰につけると、表示が見えなくて、電源がちゃんと入ったかどうか不安。
見ようとすると、腰がツル。(^^;;
まぁ、これはレシーバを見ればわかるのですが。
あとは、ギターとトランスミッターはケーブルでの接続が必要。

理想的には、トランスミッターをギターに内蔵したい。
現状では、アコギストにはそれほどニーズがないと思われるかもしれませんが、
完全にエレアコ(エレガットも含めて)に内蔵されたら、エレアコのケーブルは過去のものになると思っています。

型番は、トランスミッター、レシーバーのセットで、ATW-1501です。」


なんか商品化されそうな・・・


調べてみたら、靴の左にある「DITTO」で書いてあるのはこれらしい⇒http://jp.music-group.com/TCE/Guitar/DittoX2/index.html
谷口さんの解説
「ルーパは、箱に入っているだけで、今回は使っていません。たぶん、遠トリでは使わないと思います。」

あちゃ。

こちらは浅川さん


浅川さんは毎度マイク持ち込み。
http://www.roland.co.jp/products/ac-60/specifications/
これ、AKGのコンデンサーMICですが、考えてみるとギターアンプってものには
コンデンサーマイク用のファンタム電源なんて付いてないですよね。
と思ったら
このアンプ実は「小型ステレオ・モニター・アンプ」
http://www.roland.co.jp/products/ac-60/specifications/
ファンタム電源スイッチ付いてる~

さすが自社製品。

浅川さんに解説してもらいました。
「AKG の C480B です。
前回とおなじモノですが、今回はアンプのトーンを MID を少し抜いて輪郭を出してます。
マイクの音量はピックアップと違って手元でコントロールできないので、
生音に混じってきたな以上、ハウリングしないな、ぐらいのバランスです。

(アンプは)マイク側、アッテナーター、ローカットともにオフで、アンプ側は LINE LEVEL で受けています。

コンデンサマイクでして、保管場所は玄関のくつ箱の中です(*^^*)。いいアイデアかな、と。」



ということで、またのご出演を期待しております!!


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