No.136 10.11.27 JSB2010の様子 楽器情報追記・一部訂正

tama

2010年11月30日 13:10

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2年ぶりのスペシャルブレンドは1.2倍の美味しさ!
11月27日 14時 開演
会 場: ヤマハ発動機コミュニケーションプラザ 
出 演:  Junya's Special Blend 2010
南部 信浩/Drums  藤村 俊文/Bass  大高 史嗣/Keyboard 
森藤 慎司/Percussion  中島 洋/Clarinet  谷口 順哉/Guitar

2年ぶりの JSB です。
今回は、クラリネット、パーカッションを加え、前回比 1.2倍の人数で賑やかにオリジナル曲を
お送りします。


ということで
初冬というか晩秋と言うか、そんな時期の快晴の土曜日
ヤマハ発動機コミュニケーションプラザ(通称CP)で昼間のサロコンです。


谷口さんは今年4回目の出演。4月 6月 10月 でした。
毎回違う面を聴けるので飽きません。なかなかいません、こういう人は。

2008年のときはSaxホセ田村さんが参加でしたが、
今回はクラリネット。音的には楽器の特性上やはり控えめになったと思います。
(今、2008のJSBのCDを聴きながら書いてます)

器材積んで9時に会場入りしようとしたらジュビロスタジアムは行列が!
げ 試合!?
ええ、ええ そうなんでございますよ。
サロコンの日程が決まるよりずっと後になってからジュビロの試合日程が決まるもんでね。
試合を避けることが出来ません。
サロコン聴きにお出でになるお客様が渋滞で難儀なさらねばよいが・・・
などと考えつつもさっさと設営準備。

今回はエントランスホール左手のプレゼンテーションルームでの演奏です。
ちょっとした防音がされておりまして、ドラムOK。

11時からリハ開始です。






パーカッション森藤さんはGROOVIN'HIGHのメンバー。今回の楽器はいつもに比べると相当シンプル。

ドラムは圧倒的存在感(見た目じゃない!音!音!)の南部さん。JazzdayZAZA会場の会場責任者でも名前が通ってます。

bandのリーダー谷口さんは先月サロコンに出てます。
先月の姿と比較すると・・・そう!ギターが違う!電気使います。

で、リハを終えて、CP初めて来た、という方もいらっしゃいまして。
こういう状況。



TOYOTA200GT 人気ありますなあ。



KB大高さんは細部にこだわります。



南部さんはお茶目だし。



森藤さんは「元」R社の開発エンジニア(現インディーズ系設計者!)ですが、
話をして初めてソーラーボートレースに参加してたことを知りました。
かつてのソーラーボートライバルだったわけですね。



大高さんの細かいとこ好きは計り知れないほど。

で、いよいよ本番。
1曲を除き他は全部谷口さんのオリジナル。
これが、あんた、いいのよ~ 

<1st Set>
 1. It's Nothing Serious
 2. Indigo Blue Bossa
 3. 陽だまり
 4. 雨音
 5. Caribbean Dance

「It's Nothing Serious」は「たいしたことないさ」の意味。
メロディが「気にせずに行けよ!」と聴こえるファンク風味の明るい曲。
「Caribbean Dance」は複雑系の曲です。
今回、パーカッションの森藤さんが「正解」を演奏してくれました!
うぐうっ こうであらねばっ!

そしてベースソロであまりのテンションの高さについに身体の方が勝手に踊ってしまった藤村さん!
あなた「神」です!





Bass 藤村さん はとにかくもういろんなbandで演奏しているのこの人の名前で検索するとうじゃうじゃと引っかかります。
サロコンお初でしたが、気持ちのよい音を出されますなあ。

そしてクラリネットという、殆ど誰でも知ってるけど、いわゆる「バンド」ではお目にかからない楽器はこれで3回目の出演、中島さん。
彼のオリジナル曲も演奏されました。
選ぶ楽器もそうだけど、作った曲も「繊細」!

<2nd Set>
 1. Sandcastle
 2. Rollin' Down
 3. Circulation(中島氏のオリジナル)
 4. 蒼風
 5. Hymn For Peace

<Encore>
 You Can Fly High

「蒼風」は、解説によると「アンダルシアの地で、向かい風に逆らって進む」がイメージだそうですけど、
そのイメージを持ってメロディ聴くと涙出そうになります。
なんか谷口さんの曲には「頑張れ」「立ち向え」ってメッセージが結構あるような気がします。
「Hymn For Peace」は今回の新曲です。うん 平和を祈ってる、確かに。優しさ感じますね。
アンコールの「You Can Fly High」は今年の10月サロコンのときは串田さんと二人でガットギターデュオだったのですが
(これも、ワタクシ ただいま10月のCDを聴きつつ書いてます)、今回のバンド形態のも甲乙つけがたい!
セルフカバーっていうことなんですけど、大元の出来がいい証拠ですよ、これって!

今回も曲に一番合った音色で、かついいとこにスッと入って曲を気持ちよくしてくれた大高さんのKB。

 

大高さんは鍵盤ハーモニカも演奏・・・って何それ!?
改造したんじゃなくって市販されてるの!?
初めてお目にかかります。しかもオルガンの老舗の製品。おそろしやおそろしや。





客席にはおなじみのお顔もちらほら。



全曲オリジナル。
サロコンに出演される方は結構全曲オリジナルという方がいらっしゃいますが
皆さんほんとにセンスも技量も文句のつけようがなくて。
JSB2010も例に洩れず。
CPのスタッフの方がいみじくもおっしゃいました。
「いい演奏ですねえ~。大人の曲ですねえ。部屋から洩れてくる音を聴いてるだけでお酒が飲めますね」
まったく同感です!

そして私は役得として
過去のJSBや谷口さんの演奏をCDで今回の演奏と聴き比べるという
贅沢な楽しみがあるのですよ、これが。

さて、出演者さんのアイテムを
まずギターさん


「Gibson ES-335 Figured
 今年の 2月に東京でゲット。まずはルックスに惹かれました。
 自分にとっては、とっても弾きやすく、抜群にいい鳴りです。
 カバーできる音楽の幅が広いところも Good。
 最近は、ビッグバンドでもこれをメインに弾いています。」


続きましてBassさん


追記
↓藤村さんのコメント
「玉田さん向けオタク情報(笑)
藤村さんblog

フレットレス
銘柄:Moon
型式:JJ-170B(改)
いつ:1990年頃
どこで入手:京都の西木屋町にあったWEST
どんなところが好き:
・大学までギター弾いてた私が買った最初のベース。
・さらに、会社の職人さんにビール券数枚でフレットレス加工してもらった(笑)。
・弦高が低めになるように丁寧な加工をしてもらったのとWalnutボディのおかげで、
Jaco調ではなく、Percy JonesやJohn Giblinみたいなプログレ調の音がするのが大好き。
こういうとき使う:Tony Levinになりたいとき(笑)。

フレットレス
銘柄:STR(Headway)
型式:LS549
いつ:2007年
どこで入手:渋谷のイケベ経由のオーダー
どんなところが好き:
・ハズレの多い海外ハイエンドやF社CSなどに比べて精度が高くてとにかくソリッド。弾きやすい。
・どうやってもMarcusの音にはならない(笑)。
こういうとき使う:お洒落に小音量系の演奏をしたいとき。」



で、パーカッションさん


森藤さん

1)コンガ
  LP社のPATATO modelのQuinto(11インチ)とConga(11-3/4インチ)です。
  10年ほど前にそれまで使っていたマタドール社のモデルから買い換えました。
  たしかY社浜松店で購入したかな。
  甲高い、良く通る音がするのが好きで使ってますが、ベタなラテンにはちょっと
  音がキツイかなと思います。しなみに重い(一本約20kg)は最大の難点ですね。
    とはいえ、私のメイン楽器です。
2) シェーカー
   10年ほど使っていたLPのシェーカーがつい先日破壊して(笑)
   またまたY社浜松店で購入したSONOR社の物を使いました。
   じつはライブ初お披露目。
    LPのものよりちょっと重いので腕の負担が大きく、意外に大変な楽器ですね(笑)
    でも音は気に入ってます。LPのものより細かい表現が旨く出来ます。
3) タネ と呼んでますが名前わかりません
  数年前にシトロのイオン3階にあるアジアン雑貨の店で見つけて購入。
   リズムを刻む事はしませんが、曲の冒頭などで、ちょっとSE的に使ってます。
   他の楽器では出せない面白い音がするので気に入ってます。



今度はKBさん


クラリネットさん


そして大トリ ドラムさん






●南部さん
 Yamaha Recording Custom YD-9000RG
Shell : Kick 22', Tom 10', 12', 15', 16' (Floor Tomなし)
Head (Kick) : Evans EQ1 Coated ,
Head (Kick以外) : Remo WEATHERKING AMBASSADOR Coated
Snare : Ludwig LM400 (14' x 5')
Hardware : Cymbal Stand x 3, Snare Stand, Hi-hat Stand
Pedal : YAMAHA FP-720
Cymbal : Jazz Ride Sabian 20', K-zildjian Dark Crash17', A-zildjian Thin Crash 16'
Hi-Hat K-zildjian K-Hihat 14' x 2

20年くらい前にシェルとハードウェアを購入。
スネアやシンバルやヘッドはいろいろトライ&エラーがあって、
10年くらい前に今のセットに落ち着きました。他にキットは持っていません。

最近のお気に入りは、今年の初めに購入したスネアのLM400。
このスネア、定番中の定番なんですが、
ヴィンテージでもないのに、とても安定したいい音がして愛用しています。

本番で演奏するときは、たいがいこのキットを持っていって演奏してます。
リハでは、練習スタジオのドラム・キット(スネア、シンバル以外)を使ってます。



気持ちよかったー

で、次のサロコンは12月18日(土)at夜inオフィスサロコン
19時開場19時半開演 無伴奏合唱「ムジカチェレステ」です!
お楽しみにっ


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問合せは080-5121-9942 tamadaまで

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