サロコン情報室

サロコンは2019年10月を最後に終了いたしました。このブログで過去のサロコン公式録音からyoutube動画を作成した「サロコン選」を公開中です。

2016.12.17 No.229 Vagutのレポート 楽器情報追記

2016.12.17 No.229 Vagutのレポート


被災者のために私達が出来ることを続けましょう!
被災地の人たちを忘れてはいけないよ」「節電しようね」と家族に言うのでもいいんです!
(オフィス・サロコン地図はここをクリック)
お寿司屋さんの駐車場に止めると駐車違反に問われますよ

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歌謡曲、民謡、Jpopをヴァイオリンとギターで熱くお届けします
出演:Vagut(ヴァガット)
Taku Nagai(Violin)  Hase(Guitar)


【出演者からサロコンファンの皆様へ】
スパニッシュなアレンジで、なじみのある名曲をヴァイオリンとギターで奏でます。
美空ひばり、椎名林檎、中森明菜のあの有名な曲がどんなアレンジで飛び出すか?
お楽しみに!


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Vagutは今回で4回目のご出演。
2012年,13,14 そして今回。

ここいらではまず見かけない楽器構成。しかも「男性二人」のユニット。
クラシックの方々ならそれでもたまにはこういうユニットで演奏されるのでしょうが
Vagutはバイオリンに目がくらむようなエフェクターかけますからね!
クラシックにはないアドリブソロは完全にロックです。

今回は18曲中に新曲が2曲入ってます。
思い切り新鮮!楽しかったです!

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1st.set

(余興) 蘇州夜曲

  Vagutは三ケ日のホテルのロビーコンサートにずっと出ているとのことで
  そこは中国からの観光客が多く、この曲は受けるだろうと思ったら
  中国からのお客様の誰一人としてこの曲を知らない・聴かない、という予想外の曲。
  しかし、ギターの弦がほろほろと音を紡ぎ、ヴァイオリンが嫋々と歌って行くと
  いいアレンジだなー!と思います。
  この曲の定番楽器は「二胡」なのでしょうが、なよなよ具合が強調されますね。
  バイオリンだと骨の太さが感じられます。
  
1 おぼろ月夜
  実はここからがこの日の本番。
  葉加瀬太郎さんから触発された進行・メロディラインですが
  バイオリンのエフェクターの使い方が巧妙で
  楽器の数が少ないこっちの方が「菜の花畑」感が強かったりします。

2 My favorite things
  もともとはミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」の劇中歌で、
  ジャズの人も取り上げたり随分いろいろにアレンジされていますが、ここでは「スパニッシュ・コネクション」 
  ⇒https://www.jvcmusic.co.jp/-/Profile/A018230.html
  のタブラ抜きアレンジにしています。
  初回ご出演から毎回演奏される曲です。

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3 本能 (椎名林檎)
  原曲と聴き較べると面白さ倍増。
  
  Vagutは4ビートをあちらこちらに散らしつつギターのアレンジがきめ細やか。
  バイオリンのアドリブソロは早くもロックがむき出しに!

4 接吻 (オリジナル・ラブ)
  ブラジル風16ビート系ギターのアルペジオにバイオリンが滑らかにメロディを載せてゆきます。

5 アゲハ蝶 (ポルノグラフィティ)
  原曲は南米全域のリズム・音色をつまみ食いしてる感じですが、
  VagutはHase節なスパニッシュ・ルンバをクッキリさせてグイグイ!

  ここで永井さんは来ていたフロックコートを脱ぎました。ステージ側は暖房してなかったのですが。
  汗かいておられましたよ。

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6 Josephin's Waltz
  「アイリッシュ」かと思いきや、原曲はスウェーデンのバンド、ヴェーセン。
  よくこういう曲を見つけてくるなぁと思います。いい曲ですねぇ。
  こういうコブシの回し方って言うのは北欧やケルトでは標準形なのかも。

  原曲を参考に掲載します。
  

7 ひまわりの約束
  新曲!原曲は3DCGアニメ映画『STAND BY ME ドラえもん』主題歌で
  フレッツ光「突然やってくる」篇 CMソングでもあります。

8 りんご追分
  出ました。
  イントロは耳に馴染んだHase節、というか遠トリ節。
  サビはロックでございます。永井さん、ストンピング凄いっ!

  参考音源です。別のお店での録音。
  

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2nd.set

1 丸の内サディスティック
 (椎名林檎)
  2nd.セット開始早々ですが、ロックアドリブたっぷり!

2 ミ・アモーレ (中森明菜)
  バイオリンのエフェクターが実に利いています。

3 愛のメモリー (松崎しげる)
  2,3と「Haseさん世代にとっての昭和名作メドレー」。そうかぁ中森明菜って昭和だったか。
  (私にとっての昭和はお富さんとかおーい中村君だからなぁ)
  
  曲はまるで韓流ドラマのように「甘く・切なく・りりしく」。
  一転、「この人生をーーーーー!」と男がほとばしるのを再現してますねぇ。
  (余談:「恋のチムニー」という、うっちゃんのパロディがこの世には存在します)

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4 戦場のメリ―クリスマス
  今回の新曲
  haseさんのMC「もうじきクリスマスですから、クリスマスソングをご用意いたしました」
  ステージにもそれらしいクリスマス系物品をテキトーに(ワタクシが)置いときましたし。

  イントロから「なんとまあキレイな!」!
  お客さんたちの聴き方も「うっとり」型になっています。
  季節モノってのは、旬を外したらしらけちゃうので今しか演奏できない聴けない。
  でも、この曲の出来は「今日しか聴けない」はもったいない!!
  もっとあちこちで演奏して欲しい。

5 ハナミズキ (一青窈)
  ちょっと切なくて、甘くて、なんか青春で・・・という感じの曲をVagutは取り上げますねぇ。
  なんとなくメロディラインの「醸し出す雰囲気」が似てる曲多いです。
  
  アドリブフレーズの音をとるのが難しそうな曲。

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6 月のワルツ (みんなのうた)
  イントロの二人の掛け合いが印象的です。何が起きるんだ!?という感じ。
  そしてメロディは(あくまでワタクシ個人の感想ですが)「飲んだくれ女」でした。

7 Lovin' you
  遠トリでもよく採り上げる曲。
  進行とギターの作るリズムは遠トリと相似形。
  そうなると、バイオリンが何をやるかに注目しちゃう!
  遠トリはasa、junyaのジャズアドリブソロ掛け合いがもの凄いのですが、
  Vagutはバイオリンの激しいロックが聴きものでした!

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8 情熱大陸
  永井さん ついに蝶ネクタイも外す!
  原曲の面影を残しつつも、これはロックだ!!
  初回ご出演から毎回演奏される曲です。

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アンコール Joy of life 
  これがアイリッシュでございます。お客さんの手拍子も崩れることなく。
  大団円。

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終了後、お二人とも全力出し切った風。永井さんは「右手が今にもツリそうで怖かった」とのこと。
ホントにありがとうございました!


  「Joy of life」は同名異曲がyoutubeに沢山載っています。以下がアイリッシュのJoy of lifeです。
  
  
ところで、お二人が出待ちをしているときのお姿です。
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しかし、二人ともお洒落だなー!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・リハコーナー と 楽屋裏コーナー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この日、Haseさんの新作(13作目)CDが販売されました!
「Neo Classico」という9曲入り。 
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クラシックとか伝統的な子守唄などをHaseさん風味のアレンジで仕立てたもの。
私は「ダッタン人の踊り」「パヴァーヌ」が好き。

演奏にはVagutのバイオリン永井さんも参加。
(とんでもないことに「ワタシ」までが1曲演奏参加しているのです!)

そしてジャケットデザインをしたデザイナーさんもサロコンに来てくださり
せっかくなので、CDにサインをしてもらいました。
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(左上からデザイナーのmarikoさん Haseさん 永井さん)

このCD欲しいと思う方は
① 直接買いたいとき
  こちらのHaseさんの演奏予定を見て、そこへ行ってください⇒http://hase.hamazo.tv/
② 遠いので通販
  こちらから⇒http://www.geocities.jp/ashkhase/neo.htm

続きまして、バイオリン永井さんのVagutファッション遍歴~
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左から 2012,2013,2014。そしてついに今回はフロックコートに蝶ネクタイ!
今回のスタイルだと、シガーでウィスキーのショットが似合いますね。(固定観念か?)

リハの時
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さて 器材情報です。
今回永井さんは新兵器導入。つまり「ワイヤレス」!

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永井さん解説
「バイオリンはもう40年くらい使ってる勘定ですか。
でも毎回言うように私はバイオリンは空白期間がありますので弾いてるのはうち15年くらいじゃないでしょうか。
(緑色のLINE6社製ディレイ)DL4は10年ほど前に買ったものです。
現行品とは社名のデカールなどが異なるようですが仕様は同じです。
ワイヤレスはLINE6のG10です。レシーバーはDL4の右上のがそれです。」

ワイヤレスの詳細はこちら⇒http://line6.jp/products/relay/g10.html
電波を飛ばしているのはバイオリンの右についてる黒いモノがそれ。

そして永井さんから解説追加
「機材に関しまして多少補足をしますと、
・バイオリンは小学校の時に買ってもらったもので、それほど高価なものではありませんが、一応1921年のものです。
・ワイヤレスを使っている一番の理由は、パフォーマンスのためではなくて、
 バイオリンに装着しているジャック(ケーブルを挿す部分)に少しでもストレスをかけたくないからです。
 楽器用のシールドのプラグってけっこう重いですし、間違ってシールド踏んだらジャック→ひいては楽器にダメージが行くので。
・あと、私の音をエフェクターで音を作っていると感じる方も多いかもしれませんが、見てのとおりディレイしかかけていません。
 ピックアップとアンプのセッティングで音色は作っています。


一方Haseさんは
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「ギターは17年使い続けている、Yamaha Apx NAというエレガットです。
ピックアップは購入後すぐに、L.R.BaggsのDual Sourceというシステムに交換しています。
ピエゾピックアップとコンデンサマイクの音をブレンドするシステムで、
演奏中にボディを叩く音やフィンガースナップの音は、このシステムのコンデンサマイクで拾っています。
弦はAugustineのLow Tension弦を愛用しています。テンションが弱く、弾きやすい弦です。」



またのご出演を期待しています!!




オフィスサロコンの場所とお客様駐車場情報はこちら
↑ここ以外には駐車しないで下さいね!
googlemapでオフィスサロコンを「熊野ふるさとプロジェクト」と表示していることがあります。
オフィスサロコンは磐田市の後援によりヤマハ発動機軽音楽部が主催しています。
問合せは080-5121-9942 tamadaまで

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初回サロコンからの記録は「サロコン歴史資料館」でどうぞ。
サロコンでおなじみの出演者さん達の10年前のお姿が見られます

私自身の個人的宣伝です

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磐田「サロコン情報室」で前回までのサロコンの様子が見られます。

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