被災者のために私達が出来ることを続けましょう!
「被災地の人たちを忘れてはいけないよ」「節電しようね」と家族に言うのでもいいんです!
曲に合わせてピアノ2台を使い分け ちょっと贅沢な夜をどうぞ
出 演:JazzDialogue
Vo.鈴木麻美 Pf.藤森潤一
今回は新曲も!
ピアノ2台を曲によって使い分けるというライブ、2回目です。
前回にも増して、藤森さんの弾くピアノ、麻美さんの歌声、気持ちよかったです!
曲にピアノの音色と歌が溶け込んでゆくのを心地よく聴けました。
ちなみに
麻美さんご自身が書かれたレポートはこちら→
http://asamip.cocolog-nifty.com/blog/2012/04/2-2788.html
リハ(後ほどたっぷりと)で時間かけてセレクトをしました。
前回やったときは「日本語の歌は日本のピアノ、英語の歌はアメリカのピアノ」って
割とシンプルに分かれたんですが
今回は「いや、こっちのピアノで歌うともっと気持ちがいい」という現象が起こりまして
悩んだ悩んだ。百八つの煩悩のよう。
部屋の響きも前回とは変えましたし(響くようにした)
演奏者の感覚も当然変わってきてますからね。
常に同じではないところが「佳い!」のです。
だからもう一度聴きに来る価値もあるってもんでさぁ。
ということで本番では以下のようになりました。
曲名の後ろに書かれた(S)とか(D)がSteinwayまたはDiapasonでの伴奏を意味します。
1st.set
1. Night and Day (D)
2. What a difference a day Made(D)
3. Boy from Ipanema(D)
4. Softly as in a Morning Sunrise(S)
5. Lotus(S)
6. Honeysuckle Rose(S)
7.遠くの花火(D)
8.Gray Mountain~懐かしい未来(D)
意外とJazzでもDiapasonがよかったり
オリジナルの「仏教」をイメージしたLotusっていう曲にSteinwayが合ったりと。
こういうのが「発見」であり「刺激」なんですよー。
セカンドステージの頭では、試食と申しますか
リハでやった「ちょっとこっちのピアノでも試して」というのをやってくれました。
で、麻美さんが
「どちらの音が好きって感じました?」ってお客さんに聴いたら
Diapasonの方がやや多い目のほぼ同数。
実に面白い!
2nd.set
1.Days of Wine and Roses(D)少し (S)で全編
2.AMER (D)
3.睡魔 (S)
4.紫陽花 (D)
5.雨ふり (D)
6.Touch (D)
7.Sumile (スミレ)(D)
アンコール
8. Bye Bye Blackbird (ballad version) (S)
9.Extre Bye Bye Blackbird (swing version) (S)
藤森さん 何度も移動 ありがとうございました!!
・・・・・・・・・・・・・リハコーナー・・・・・・・・・・・・・・・
音色が正反対のピアノ2台(たまたまあるので)を、曲によって使い分けるという
贅沢なちゅうか、「あるもんは使わんと損」という(実はセコイ)発想の企画。今回2回目。
2台のピアノ、音の優劣はつけ難いのです。
かたや「余分な音はいらない」。かたや「キラキラ輝きー」。
Diapasonは浜松のピアノメーカーで、昭和40年後半の普及モデルだからってバカにすなよ~。
深くて芯のある「純粋な」音ですな。日本でよく出会う「耳になじんだ音」でもある。
Steinwayはご高齢ですがUSA生まれのガッツで、声楽の方を音量でしのいじゃうことがある。
芸の実力未だ衰えぬ花柳界の大先輩って感じで大変華やか。
だけど日本では「なじみが薄い」音。
今回は
Diapasonの方の設置位置と向きに気を使いました。
アップライトは背面からの音量が一番大きいので、通常は壁を背にするのですが
前回(
http://salocontama.hamazo.tv/e2631048.html)は設置してからそれが判ったので
手遅れとなり、Diapasonの背面が客席側にかなり向いたままになりました。
なので、今回は前日PA川田に来てもらってピアノの位置決め。
で、写メ撮って麻美さんに送り、アイコンタクトのための微調整。
これ↓が最終。
数10センチ間隔を広げ、同じ程度Diapasonを舞台奥へ。
前面パネルを全部取り去り、前に出る音を強くしました。
これで調律開始。ここに来てからどっちのピアノもdamakaさんが主治医。
このときdamakaさんに質問したのは
「2年間弾かれずにいたピアノと、2週間前ガッツリ弾かれたピアノ。どっちが調律大変?」
そしたら
「
弾かれないでいたピアノの方が手間がかかります」
なんだそうですよ!
皆様、ご自宅にピアノをお持ちの方は週1時間でいいから弾いてやってね!!
で、立てたマイクは↓
DiapasonがAKG SteinwayがAudioTechnica 見た目どおりのコンデンサー。
実際のところピアノのMicは「
生では解消しきれない」ピアノの音量差を解消するのと
録音が目的でして会場では殆ど生音が聴こえておりました。
で、4時間掛けての調律が終わり、リハ開始したのですが
どの曲をどっちでやろうというのを決めねばならず
前回とおんなじ区分でよいかと思いきや
そんな単純な別け方じゃなくなりました。
1曲1曲、1コーラスほど歌ってピアノを替え
(実はこのとき、歌のマイクも2本にして、ピアノによって替えようかと、複雑さの迷路にはまりかけておりました)
手元レコーダーで録音して聴きなおし
何度も相談
で、2時間半リハやってやっと終了。
エネルギー切れになるんじゃないかとハラハラしましたよ!
リハの内容は、それだけでメイキング・ヴィデオが作れそうなほどでした。
こうして出来上がったこの日のライブは「声・音・演奏」最高でしたよ~。
この日聴かなかったお客さん、もったいなかったですよ!
コーヒーは
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