No.134 '10.10.23 ミラバル・ケッタ・デ・ミオスの様子(追記あり)

tama

2010年10月26日 15:25

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サロンコンサートNo.134 in オフィス・サロコン at 夜
超贅沢演奏の連続!気が遠くなりそう~

出 演:ミラバルケッタデミオス
宮田 薫(みやた かおる):hca. 小澤 諒子(おざわ りょうこ):vln. 
武田 明実:Vo.  阿部 純子:fl.  谷口 順哉:Gt.  串田 亨:Gt.


いやーーー 物凄かったです。
これでもか、と言うほどの演奏技量を持った人たちが入れ替わり立ち代り、のけぞるような演奏を次々とブチかましてくれるわけで。

聴いている間は、圧倒されているだけなんですが、全部聴き終わったら腰が抜けそうになってました。

超美味・超贅沢なご馳走を目一杯食べちゃった感じと申しましょうか。
貧血起こしそうな、ここはなんか知らんが謝っちゃおうと思うほどの演奏の数々でした。

これはひとえに、モノ凄い演奏者を連れてきてくれて、しかも彼らの伴奏を完璧に弾いてくれた串田さんのおかげです!

で、ミラバルケッタの本体は串田さんと武田さんのお二人であとの4人はゲスト。
そのかっこいい・美しい・可愛いゲストが入れ替わり立ち代りですから画像ネタも山盛りです。

なので、今回はリハから時系列的に画像をドーン!と掲載してゆきます。
ではスタート!


武田さんが来て、串田さんがゲストの女性3人を乗せてきて、谷口さんが来て。
16時からセッティング開始。


当然ですが、串田さん、この時点では気力体力ともに満ち満ちております。
一言で言うとプロのミュージシャンです。


初出演の宮田さん。会社員。大阪でシステムエンジニアをしておられます。


宮田さんの使う楽器はクロマチックハーモニカ。


リハの順番待ち。外はまだ明るいですね。
谷口さんは、とにかく時間があればギター弾いてます。
bandで練習のときも、休憩時間は必ずなんか弾いてます。開発エンジニアです。


武田さんの歌も合わせます。


順番待ちしているうちに外がだんだん暗くなってきました。


小澤さん。こちらも初出演です。


ヤマハで先生をやっておられます。


聴き入ってますね。表は完全に夜になりました。


武田さんは全員と歌で合わせるので大変。武田さんも歌の先生してます。


谷口さんがリハに行ってるときカウンターではヨガだかストレッチだかが流行ってました。


阿部さん。今年二回目のご出演。


阿部さんのフルートは好きです。広い・深い・突き抜ける。
これからサロコンに沢山出ていただきたい方ですわ。


阿部さんはヤマハの先生です。


で、全員合奏のリハ。
ほぼ2時間半のリハでした。串田さん、ヒットポイントが半分に減っています。
ミラバルでこんな長いリハやったことはいまだかってありません。
串田さんピンチか!?

だけど!非情にも
お楽しみはこれからだ!

1st.set
1. 淡くせつない恋の歌
2. TOLEDO 
以上ハーモニカ


まずはクロマチックハーモニカの説明から。



のっけから眼が点の演奏です。すげーーー。
1曲目はバラード。
あ・あーー 淡い~ ほんとにせつない音がする~
2曲目は速いテンポのスパニッシュ。
なにこれ まじ ハモニカ!?

宮田さんのプロフィールを少々

浜松市出身。小学校6年生からクロマチックハーモニカを始める。中学生の頃から、コンサートやイベントなどで演奏。2006年 西日本ハーモニカコンテスト クラシック部門 第1位。2008年 FIHジャパンハーモニカコンテスト ジャズ・ポップス部門 第2位。



3. Black Eyes
4. Csardas(チャルダッシュまたはチャールダーシュ) 
以上ヴァイオリン




小澤さんは東欧系というかジプシー系で攻めて来ました!
ルーマニア・ハンガリージプシーの曲です。(今さっきネットで調べました)



3曲目は別名「Darkeyes」日本名は「黒い瞳」。
4曲目のチャルダッシュはもともとジャンルの名前で、「誰それの作ったチャルダッシュ」という言い方のようです(これも今さっきNetから)。今回はモンティのチャルダッシュ。
どちらも、駆け上がり、突き抜け飛翔します!
圧倒的されました~。

小澤さんのプロフィールも

浜松市出身。東京音楽大学器楽科卒業。浜松でのイーストマン音楽学校夏季セミナーを始め様々なセミナーを修了。
浜松新人演奏会に出演。現在はヤマハPMS講師、浜松フィルハーモニー管弦楽団団員、アンサンブルムジーク浜松団員として地元を中心に活動中。

小澤さんは「アンヌ=マリー・ジャケ」ですなあ。



5. River(オリジナル)
6. You can fly high(オリジナル)
以上ギター


かつてお二人のユニット「du Ende」でサロコンに出てもらって以来です。



JSBでもこれらの曲は演奏されてますが、ギターデュオっていいなあ!



7. Primeiro Amor
8. Café 1930
以上フルート


阿部さんは南米大陸を持ってきました。





7曲目はブラジルから。
8曲目はアルゼンチン。
そう!この曲はアストール・ピアソラの作った曲でして、串田さんがMCで
「ついに一番いやな曲をやる時が来ました」
と言った、難曲です。
阿部さんの言う「踊れないタンゴ」の曲。

静かに穏やかに始まりじわじわと緊張感が高まり、こっちも聴いていて首筋に力が入っちゃう!
そしてついにやってきた終章は強烈でした!

串田さん、ぐったり。カラータイマーが点滅しかけているみたい。

はい 前半終了ー 休憩ー 
でもまだ前半終わっただけですからね!

休憩時間に浜松創造都市協議会の方がいらしてイベントのご説明があったり。



さあ!元気出して後半!
後半戦はゲストたちが歌と一緒に演奏です。
で、串田さんは全曲演奏しています。

2nd.set

1. A Fericidade  
歌solo



後半1曲目はミラバルケッタ本体の演奏。BOSSAでございます!
ポルトガル語ですよ。勿論。

そう、後半は串田さんと武田さんが出ずっぱりです。


2. All I Want
3. Feminina 
以上フルートと歌





3曲目はブラジルです。この曲好きだー。



4. Estrera do sultao
5. Alfonsina y el mar 
以上 ハーモニカと歌



武田さんがショールをまとわれました。
そう!武田さんが説明してくれました。
本来「アルフォンシーナと海」は女性の歌で、そのときはショールをまとって歌うもんなんだそうです。
ハーモニカが、石畳の狭い路地や波止場を想像させてくれます。

この曲は7月サロコンで阿部さんが串田さんとデュオで演奏され、超カッコよかったんです。
思索的なイメージがありました。

今回はもろに「視覚的イメージ」が湧きましたね。



小澤さんが待っている姿。絵になる~。



6. Samba do Aviao
7. Desafinard 
以上ヴァイオリンと歌


2曲ともアントニオカルロスジョビンの曲です。BOSSAの代表曲ですね。
ガル・コスタっていうブラジルの凄い歌の女性がいるんですが、その人のbandにはチェロが入ってます。
BOSSAにヴァイオリンってこんなに合うんですね!なめらかー



8. Route66
9. Chega de saudade 
以上ギターと歌



ルート66 ビングクロスビーやナットキングコールが歌って大ヒットした曲ですが、ここでは思い切りラテンで。
イントロの空白だらけの演奏、串田さんと谷口さんの息がぴったり。
これはすごいです。
私も一度だけやらせてもらったことありますが「あかーーーーん!」でした。

で、誕生日が明日、という谷口さんに、他の出演者さんからのサプライズでプレゼントとハッピーバースディの歌があり、
アンコールは全員が!!

アンコール Triste






この曲はGALCOSTAというブラジルの凄いシンガーが歌ってまして、
エンディングが複雑なことになっているんで、リハのときは合わなかったんですが
本番はドンピシャでした。
いつ練習したの!?
凄い人たちの凄いところってこういうところなんです。
さらっとやられちゃう。
まいった。



ね!凄かったでしょ!?

串田さんは「真っ白に燃え尽き」よろよろしてました。
でも帰りにまた出演者乗せて車運転して帰ったんだよなー。
串田さん!
ほんとにほんとにありがとうございました!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

阿部さんのフルートの吹き口
みんな楽器は演奏終わったらどんどん仕舞っちゃうんで写真撮れない~
(まあ、当たり前だけど)

 
フルート、ヴァイオリン、ハーモニカ用のAKGコンデンサーCK91 アコギ用のオーディオテクニカAE3000コンデンサー

ヴォーカル用Electro-Voice N/D757bダイナミック 久々の登場。

以上はPA川田が事前に串田さんと話をしてチョイスしました。

【楽器情報追記】
阿部さん
「ワタクシの楽器はYAMAHA製の総銀フルートでございます。手に入れたのは多分5年前くらいでしょか。
金属でできているので、吹き手によって金属の粒子が変化するとか しないとか。
息で楽器と会話しながら、自分の音になっていくんだと思いますよ。」




宮田さん
「私が使っている楽器は、クロマチックハーモニカといいます。
今回のコンサートで使ったのは、SUZUKI(鈴木楽器)のSIRIUSという名前のハーモニカです。
私の持っている中で一番新しいハーモニカで、出会ってもうすぐ一年になります。
今回使った楽器は、クロマチックハーモニカの中では一番サイズの大きなハーモニカで、4オクターブの音域を持っていますが、それでも、長さは約20cmです。ケースごと、鞄に入ります。

「クロマチック(chromatic)」は、英語で「半音階の」という意味です。
楽器の右側にスライドレバーがついていて、押すと、押さないときより半音高い音が出るようになっています。(例えば、ドを吹いてレバーを押すと、ド♯、レを吸ってレバーを押すと、レ♯)

同じ楽器でも、別の人が演奏すると、音色が全く変わります。
いつかあの人のような音が出せるようになりたい、という憧れのプレーヤーはもちろんいますが、
自分らしい音色を見つけて、もっと伸ばしていけたらとも思っています。」




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問合せは080-5121-9942 tamadaまで

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